今回は4/17(金)に発売するCC向け構築済みデッキ「アーモリーデッキ:ハーラ」の基本的な動きの解説、デッキ強化案を廉価版とフルパワー版の2種紹介します!

《誓いし剣聖、ハーラ》は今回のアーモリーデッキで新登場する戦士クラスのヒーロー。さらに、なんと今回のアーモリーデッキは収録カード全てが新カードかつ、発売時時点で全カードが構築済み限定というこれまでにない製品!《ハーラ》で遊びたい方や、《ドリンシア》や《ボルティン》など他の戦士ヒーローのファンにとっても目が離せない新商品となっています。



《ハーラ》のキーとなる戦略は「研磨」と《旋風》トークンです!専用武器である《天頂の刃》は「研磨」されたターンの最初の攻撃に続行が付くようになります。ただし、《天頂の刃》の起動はターン1アクションなので、続行が付いても2回目の《天頂の刃》の攻撃はできません。2回攻撃を可能にしてくれるのが《旋風》トークンです。
要は、《旋風》トークンがある状況で「研磨」して《天頂の刃》で2回攻撃していこう!という戦略が基本となるヒーローです。デッキタイプとしては手札1-2枚で防御しつつ残りの手札で攻撃するミッドレンジ的な戦い方がマッチしそう…と予想しています。
続いて、リストと基本的な動きを解説していきます。
構築済みデッキリスト

収録されているカードは主に「研磨」するカードと《旋風》トークンを出すカードに役割が分かれています。
◆「研磨」をするカード



《可能性の刃》は2回の研磨を行うカード。2回攻撃できれば1コスト4点相当になり、+1カウンターを参照するカードと相性が良いです。《急坂》は次の武器の起動コストを1軽減してくれるため、1-2コストの攻撃リアクションや攻撃アクションと相性ヨシ。
◆《旋風》トークンを作るカード




《死技の演武》は「研磨」しつつヒットさせる必要がありますが、+3点しつつ「旋風」トークンを作りうる強力なリアクションカード。《一線を引く》もダメージを2点軽減しつつ「旋風」トークンを作成できます。分割軽減ではないので《短刀の妙技》などに弱いのは注意!
《刃の煌めき》や《殻落とし》はカード1枚で《旋風》トークンを作るのみの効果となるので表現価値的には効率が悪いですが、3枚防御に使用したり、先手で活躍するセットアップカードです。
《鋼の戒律》は《旋風》トークン作成と「研磨」を1枚でこなすスーパーカード。



赤《鋼の戒律》とリソース用の黄~青が1枚あれば《天頂の剣》4点の攻撃が2回可能。手札2枚で8点と高い表現価値になります。引いたらなるべく《鋼の戒律》をプレイして《旋風》トークンを作成することを狙いましょう。黄色や青の《鋼の戒律》も他の「研磨」カードや《ソードマスターへの道》等と組み合わせることで《旋風》トークンの作成が狙えます。



以下、上記のカードを使用してどのような動きになるのか具体的なターンの動きを見ていきましょう。
《ハーラ》の動き方の例
例①赤《鋼の戒律》+「青」



手札2枚で4点続行→4点で8点のダメージを出すことが可能!2枚で出せるダメージの基本は7点とされているので、2枚で8点は強力です。
例⓶《ソードマスターへの道》+黄《鋼の戒律》+「青」




《ソードマスターへの道》→黄《鋼の戒律》とプレイすることで8点→5点で3枚で13点のダメージを出すことが可能!黄《鋼の戒律》は少し条件が厳しいですが、《ソードマスターへの道》と組み合わせることでスムーズに+1カウンター2つの条件を達成できます。
例③赤《鋼の戒律》+《死技の演武》+「青」




手札3枚で11点+2回目の攻撃がヒットした場合、《旋風》トークンを置いて終えることができます。《旋風》トークンが置いておけると、《鋼の戒律》がなくても次のターン強力に動きやすくなります。
例④場に《旋風》トークンがある+《可能性の刃》+「青」




手札2枚で5点x2=10点と高いダメージを出すことが可能!ただし《旋風》トークンのセットアップが必要です。予め《死技の演舞》や《殻落とし》などで《旋風》トークンを出せておくと良いですね。
では、カードの使い方について簡単に説明したので、続いて《ハーラ》のヒーロー能力の使い方やテクニックを紹介していきます。
《ハーラ》の能力について

①能力の基本
《ハーラ》はヒーロー能力で3リソースを使うことで、「研磨」を行うことが可能です。これは疑似的に「武器の攻撃をこのターン+1しつつ、続行を与える」と書かれているようなものであり、青いカード全てを続行付与のカードとして扱えることになります。

これにより、《ハーラ》は青が複数枚ある手札を攻めに変換しやすく、青いカードの採用幅が広いという長所を持ちます。
②攻撃アクションとの組み合わせ
上述したとおり、《ハーラ》は「研磨」と《旋風》トークンが揃えば二度《天頂の刃》での攻撃が可能です。しかし、毎回《旋風》トークンがあるとは限りません。そんな時に相性が良い動きが「研磨」した《天頂の刃》で続行の攻撃→攻撃アクションという動きです。

戦士クラスのヒーローは基本的に攻撃アクションとあまり相性が良くないですが、《ハーラ》は「すべての青を続行付与に変換できる」という特性を持つため、《天頂の刃》続行で攻撃→攻撃アクションで攻撃という動きがやりやすいです。具体的には青2枚と《征服の命令》や《静穏港のセイレーン》のような手札の時、4点続行《天頂の刃》→攻撃アクションと動くことができますね。


このように《ハーラ》は戦士クラスの中では1-2コストの攻撃アクションを使いやすい性質を持ちます。ただし、この動きをする場合「研磨」による強化が1点にしかなっておらず、点数的には損しやすいため、2回《天頂の刃》で攻撃できる場合は2回攻撃した方がお得な方が多いです!
③先手1ターン目の使い方
先手1ターン目に手札を整える目的で起動して、ターンをパスできるのも地味に便利です。《ヴィクター》のブロックや大地ヒーローの「腐解」など、相手ヒーローによっては攻撃してしまうと相手が得することがあるので、そういった際に攻撃せずに手札を整えることができるのは利点です。



では続いて、構築済みデッキの強化案を案内していきます。
《ハーラ》1万円くらいで強化案

構築済みデッキを元にいくつかアレンジを加えましたので、その意図について解説していきます。




まずは装備品から。頭と胴体は防御値の高い《団結の~》装備に変更。腕装備は《Ironsong Versus》を装備。剣の攻撃がヒットすると《勇敢》(=Courage)トークンを作成することができるため、青ピッチ+《鋼の戒律》のような動きの時に余った1リソースをダメージに変換できるようになります。

◆メインに追加したカード
《ソードマスターの威光》

「研磨」で乗せた+1カウンターの数だけコストが軽くなる攻撃リアクションです。2回研磨を行う《可能性の刃》や《ソードマスターへの道》と組み合わさると0-1でコスト5点という破格の性能になります。防御値が3あるので、プレイしづらい時は無理せず防御に使用しましょう。



《Slice and Dice》

1回目の武器攻撃を+1点、2回目の武器攻撃を+3点してくれるアクションカード。2回武器で攻撃できるターンに使用できれば0コスト4点と強力なカードになります。《鋼の戒律》をプレイして2回《天頂の刃》で攻撃できるターンにプレイしよう!
《試し切り》


2コストで+4-5点の強化が行えるコスパの良い攻撃リアクションです。先手や終盤にダメージを通して行くために使っていきましょう。《天頂の刃》が2回振れないターンに使用していくとリソース的にお得!青は手札が余る展開や終盤のリーサル時にだけプレイする運用で行きましょう。
《満ちる幽玄》

攻撃アクションがないデッキでは圧倒6点、ヒット時にターン終了時まで知性+1の強力な効果になります。「研磨」された《天頂の刃》で青ピッチしながら続行4点→《満ちる幽玄》と動けるとリソース的にも綺麗に動けるのでオススメです。2回《天頂の刃》を振れるターンにプレイするのは勿体ないので、そういうときは防御に使用したり格納庫に置きましょう。
◆サイドカード紹介
《削ぎ落とし》、《Dauntless》


どちらも防御的な守護者やファティーグデッキに強いカードです。《削ぎ落とし》は「圧倒」(手札から1枚しか防御に出せない)という防御制限能力を付与できるため、ダメージを通すのに役立ちます。《Dauntelss》は防御リアクションのプレイに1コストを要求する効果を持ち、攻撃リアクションを通しやすくなります。
《群青へ沈む》、《予見された宿命》


アグロデッキ相手や攻撃リアクションが多い戦士・暗殺者相手に役立つ防御リアクションです。これらのカードで身を守りながら青+《鋼の戒律》など2-3枚の手札でコンパクトに切り返しましょう。
では続いて、CCフォーマットの競技的なイベントで勝つことを目指したフルパワーのリストを紹介します!
《ハーラ》フルパワー改造案

フルパワー版の装備は頭は《公正の守護》or《天命の王冠》、胴体に《流血の繊維》、腕に《Ironsong Versus》、足に《勇敢な先駆者》となります。






胴装備《流血の繊維》はリソースを「活力」トークンに変換して、リソースの持ち込みが可能な装備。4リソース使うビッグターンを作ったり、リソース事故を軽減してくれたり、余った青を次のターンの手札1枚分に変換してくれたりと便利な胴装備です。防御値が2点焼き戻しと高いのもメリット。足装備《勇敢な先駆者》は戦士クラスの装備でもトップクラスの強さを持つL装備。《天頂の刃》で2回攻撃をする前のターンに必ず防御に使用して、1点ずつライフを得していきましょう。
◆追加したメインカードについて
《旋風の刃》

役割としては2回《天頂の刃》で攻撃するターンの4点のカードなので、《Slice and Dice》と同じ役割です。ただ、こちらは攻撃リアクションであるため、《戦争屋の外交術》に引っかからなかったり、ダメージを通しやすい等の利点があります。
《波紋消散》、《挑発》


《波紋消散》は対策カードとなる青の防御値3です。トークンを作成するアクションカードである《円環の糸巻き》、《ゴールドメインの地所の訪問》、《邪悪な詠唱》、《機械の中の歯車》等への対策となります。




《挑発》は疑似的な手札破壊効果を持つリアクション。既に《天頂の刃》が防御されている時や、相手がビッグターンを作りそうなときにプレイしましょう。
おまけ:採用候補となるカード紹介
◆装備品
候補となる装備として胴体に《Courage of Bladehold》と《フィエンダルの春のチュニック》、腕に《勇錬の腕甲》があります。



《Courage of Bladehold》は2-3回《天頂の刃》で攻撃することを狙う構築では強力な装備。《フィエンダルの春のチュニック》は長期戦志向の構築にする場合や、ファティーグデッキ相手のサイドカードとして便利です。《勇錬の腕甲》は《Ironsong Versus》との相互互換とも言える「リソースを打点に変換する」効果を持っており、「戦傷」なので防御に使いやすいですが、1発目がヒットしないと効果が起動できない点がネック。
◆構築の軸になるカード
《Oath of Steel》、《Dusk Path Pilgrimage》


《Oath of Steel》は武器で攻撃するたびに+1カウンターが乗るアクションカード。3回以上攻撃できると4点→5点→6点と攻撃できるため、1枚6点分のバリューを出せます。《Dusk Path Pilgrimage》は追加の武器起動を可能にするアクション。ただ、2回目の《天頂の刃》に続行を付与する手段も必要なので3回攻撃するには専用の構築が必要となります。
◆他おススメカード
《征服の命令》

研磨した《天頂の刃》で攻撃した後にプレイする攻撃アクションとして候補になるカードです。「戦士」クラス対策として防御リアクションをサイドインしてくる相手は多いので、そういった相手に致命的に刺さるパターンにも期待できます。
まとめ
・「研磨」して《天頂の刃》に続行を付けて、《旋風》トークンで2回目の武器攻撃を行おう!
・《鋼の戒律》はキーカード!なるべくプレイしよう!
・《天頂の刃》で2回攻撃できないターンは次のターンへの準備や攻撃アクションでごまかそう!
《ハーラ》の紹介は以上となります。
今年は8月7日に戦士クラスを強化する「マスタリーパック:戦士」が発売予定!

早速ハーラと相性の良い《研ぎ火花》も公開されており、《ハーラ》のさらなる強化に期待が持てます!
以上です。お読み頂きありがとうございます。
Hiroyuki Tansei/どくいろ @fab_dokuiro
お気に入りヒーロー:《Lexi》,《Fai》,《Kayo》
お気に入りカード:《Art of War》
ホームショップ:TableGameCafe’Shuffle、TCG Shop Go Again
史上初の日本選手権で優勝。CallingTokyoTop8。CallingKobeTop4。日本屈指の強豪プレイヤー。手数、打点を読む洞察力が強み。アグロデッキが得意。

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