ヒーローズスクランブル大阪&プロクエスト:ラスベガス直前!SAGE環境メタ分析

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今週末、2月21日に開催予定のヒーローズスクランブル大阪では、シルバーエイジフォーマットにて、100万円をかけた激戦が繰り広げられる予定!ということで、今回は直近開催された2つの大型競技大会「コーリング:ロンドン」「コーリング:サンディエゴ」の結果を軸に、シルバーエイジの現在のメタゲームを分析していきます!

大会振り返り

2月7-8日開催 コーリング:ロンドン
使用ヒーロー一覧

top8ブラケット

分析
データ参照:Fablazing

参加者最多は《ブライアー》、次いで《ショーマン》、《ファイ》という形になりましたが2位3位のヒーローはtop8に残らず。《ショーマン》は斧《ドリンシア》や《ケイノ》に、《ファイ》は《ブライアー》や《ケイヨ》に弱い点がトーナメントにおいては欠点となったようです。

活躍が目立ったのは守護者への圧倒的な戦績で活躍した斧《ドリンシア》ですが、優勝は最多使用者の《ブライアー》。アグロの中でも一際高いライフレース性能を証明しました。

2月14-15日開催 コーリング:サンディエゴ
使用ヒーロー一覧

top8ブラケット

分析

データ参照:Fablazing

使用者最多は引き続き《ブライアー》ですが、続くヒーローは《ケイヨ》、《ケイノ》と顔ぶれが変わっています。斧《ドリンシア》の影響で守護者は数を減らしているのが分かりますね。
優勝は《ケイノ》。扱うのが難しいヒーローですが、秘術防壁を払いづらい《ブライアー》や、ライフを詰める能力が低く、その間に秘術ダメージを食らいやすい《ドリンシア》、《ショーマン》、《オールディム》等に優位に立てることから、立ち位置が良くなっています。

Tier表

注目ヒーロー解説

《ブライアー》

環境トップのアグロデッキです。強みはいくつかありますが、まずは《苦悩の印》と《燃焼+ショック》の2種の0コスト5点相当カードの存在によるライフレース能力の高さ。

そして、《稲妻の圧壊》という強力な攻撃リアクションや「秘術ダメージ」を絡めたリーサル力の高さで、アグロとのライフレース性能は頭一つ抜きんでています。アグロデッキは基本的に後手有利で、《ケイヨ》や《ファイ》は先手を渡されると弱いですが、先手でも《秘術の種子+生命》や《稲妻の化身》トークン作成などで十分強いパターンが多いのも長所。

じゃあ、弱点のない最強デッキ!かというとそんなことはなく、デッキのほとんどが赤いカードで構成される関係で、「秘術ダメージを防ぎづらい」、「《凍傷》トークンに弱い」という弱点をもっています。

また、秘術ダメージはリーサルの局面で強い性質を持ちますが、ファティーグされやすいという弱点もあるため、ファティーグも懸念要素。いずれにせよ《ブライアー》を中心に環境は動いています。

《ケイノ》

コーリングで優勝、ショーダウンで2回の優勝と、この2週間で3つの優勝トロフィーをかっさらった魔術師。アグロデッキは基本的にリソース不足なので秘術ダメージでリーサルを狙いやすく、ファティーグデッキにはインスタントタイミングによる秘術ダメージの動きでダメージをねじ込むことが可能。熟練の《ケイノ》使いはスタッキングを駆使することで秘術防壁5を積んだ《オールディム》や軽減手段が豊富な《エニグマ》を的確に焼き切ります。ただしスタッキング技術を要求するマッチがあるのと、アグロ相手には手札の色バランスやデッキトップなどの運も大きく絡むため、安定して勝てるわけではありません。プレイヤーの技量を要求するため、立ち位置が良くても爆発的に使用者が増えることはないでしょう。
また、《ケイノ》の活躍を見ると《秘術の極性》のような対策カードの採用数が増えたり、《ファイ》や《ケイヨ》のような優秀な「呪文虚壁」装備を持つアグロデッキがイキイキとしだす可能性があります。

相性表

今回は《ブライアー》を中心に相性表を作成。筆者の実際の対戦経験や、データサイト「Fablazing」のデータを元にこの相性を考察しています。

まず、《ブライアー》に強いグループから。画像左上に配置したグループです。ファティーグデッキの《オールディム》、プレッシャーをかけながらファティーグも狙えることで微有利を取る《ショーマン》の守護者二人と、《凍傷》トークンによりテンポを取りやすい《レクシー》は対《ブライアー》グループ。《ブライアー》側もどれか1種ならガードを上げることが可能ですが、全てを対策するのは難しいです。

その対《ブライアー》グループ…特に守護者に強いのが画像左下、守護者アンチグループです。(※《レクシー》とは個別に相性があります)
《ドリンシア》《ケイノ》《エニグマ》の3ヒーローとも守護者に強い特性を持ちながら、《ブライアー》とも微不利~五分程度に戦うことが可能なのが長所。特に《エニグマ》は《ブライアー》にファティーグで勝ちやすい長所を持ちます。

そして、守護者アンチグループに強いのが画像右のアグログループ」。《ケイヨ》《ファイ》《アイラ》など。これらの《ブライアー》から軸をずらしたアグロデッキはライフレース性能で《ブライアー》に一歩劣っており不利がつきますが、《ブライアー》よりも《エニグマ》のオーラを破壊しやすかったり、ピッチして攻撃する点から《ケイノ》や《レクシー》に耐性があったり、《オールディム》を突破しやすかったり、といった利点があります。

今後は上記の相性表から、不利対面を克服した構築を目指すのが構築の主流となりそう、と考えています。


以上です!「ヒーローズスクランブル大阪」のみならず、各地で開催されるプロクエスト:ラスベガスも、前半2週間はシルバーエイジフォーマットで開催されます。この環境を楽しんでいきましょう!

お読み頂きありがとうございました。


Hiroyuki Tansei/どくいろ @fab_dokuiro
お気に入りヒーロー:《Lexi》,《Fai》,《Kayo》
お気に入りカード:《Art of War》
ホームショップ:TableGameCafe’Shuffle、TCG Shop Go Again
史上初の日本選手権で優勝。CallingTokyoTop8。CallingKobeTop4。日本屈指の強豪プレイヤー。手数、打点を読む洞察力が強み。アグロデッキが得意。

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