『闘魂激突(Super Slam)』強豪プレイヤー考案の新ヒーロー4人のサンプルデッキリスト!

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はじめに

毎セット恒例となったサンプルデッキリスト記事(前回、蒼海の秘宝はこちら)
9/19(金)発売の『闘魂激突(Super Slam)』でもやっていきましょう。

今回は、新規ヒーロー4名の「CC」「Project Blue」の2フォーマットでそれぞれのサンプルデッキ
Go Again Mediaチームで考案しました。Project Blueについての詳細はこちら

PT/Callingチャンピオンのギロチンカッターこと
Shoma Yamamuraによる《プレアデス》紹介

CC《プレアデス》

スーパースタープレアデスちゃんのデッキ紹介です!!
「歓声」を受けると《自信》トークンを作成することができるプレアデスちゃん。
《自信》トークンは攻撃アクションに、2枚(ブロックカードを除く)以下でしか防御できなくなる妨害効果を与えます。

「緊迫」オーラによりバフされたヒット時効果持ち攻撃アクションに《自信》の効果を付けて攻撃するのがプレアデスの真骨頂でしょう。オーラがたくさんあるときはギター《モーメントメイカー》(鈍器)で叩きましょう!

今回のセットから登場した「緊迫カウンター」。
《プレアデス》が使用するインスタントオーラは基本的にこのカウンターが置かれた状態で出ます。この「緊迫カウンター」を移動できるのが《プレアデス》ちゃんです。

毎ターン恩恵を受けることができる青の0コストオーラたちに、別のオーラからカウンターを供給して、維持しながら戦うのが《プレアデス》ちゃんの主な戦い方だと思います。

そう思いながら作ったのがこちら!

Fabraryリンク

青の0コストオーラはすべて採用しています。
たくさんオーラを採用しているので、ギターによる青1枚で6点も狙えるでしょう!

オーラを貼るときのターンはどうしてもダメージを受ける隙になってしまうので、防御リアクションを採用してダメージカットするようにしています。

《止まらぬ飢え》と《すべてを手中に》はしっかりバリューを発揮しながら「緊迫カウンター」を供給するのでとても重要です。
《次は何だ?》は相手ターン中にも軽減効果を利用できるので《止まらぬ飢え》との相性は良いです。また、《次は何だ》+《フィエンダルの春のチュニック》の1リソースで手札を減らさずにプレイする《すべてを手中に》はとても気持ちいいです。

割れて墓地に行ってしまった0コストオーラを《再演の叫び》で戻すのがとても強い動きです!
ライフが相手よりも下回っていることが条件ですが、オーラ設置中に受けたダメージをこのカードで巻き返しましょう!「歓声」によって作成された《自信》トークンを利用してさらに妨害行動を繋げれるのも強みです!

歓声を受けて《プレアデス》と共にスーパースターになるのは君だ!!

PB《プレアデス》

Fabraryリンク

ギターは・・・どこ?(レアリティが高くて採用できない)

《止まらぬ飢え》と《すべてを手中に》を採用できない制約などはありますが、《栄光の一幕》《前のめり》といった優秀なバフオーラたちを採用できるのも強み。守護者ミラーなどの手札を使い切れないマッチアップでは一方的に手札を使い切ることができそうなので優位に立てそうです。

ブロックして激突するシリーズはオーラを採用してる関係で勝てる未来がないので採用していません。一方的にカードを使用して差をつけましょう!

おれの歌を聴け―!!
よろしくお願いします!

初代日本チャンプ、
どくいろことHiroyuki Tanseiの《ライアス》紹介

CC《ライアス》

《ライアス》は史上初の知性5ヒーロー!普通のヒーローは知性が4なので、《ライアス》だけ毎ターン手札5枚で戦えるという圧倒的な長所を持つ……のですが、その代償として「コントロールするカードの基本の攻撃値と防御値は切り上げた半分になる」という強烈なデメリットを持っています。

《征服の命令》も《ライアス》が使うと2コスト3点ですし、《脊椎の粉砕》は5コスト5点と非常にコスパが悪くなってしまうので、従来の守護者クラスの特徴である高コスト・高攻撃力の攻撃アクションカードと相性が悪いです。
また、このデメリットは装備品での防御時にも適応されるため注意しましょう。《鋼織りのバックラー》のような防御値2の「焼き戻し」装備を防御に使用すると防御値1となり、すぐに破壊されてしまいます。

基本の攻撃値・防御値は半減してしまいますが、後から得た攻撃値や防御値は半減されません。なので、攻撃面では《機敏主義》のような次の攻撃を強化するアクションや、《嘲笑する強打》のような自分を強化できる攻撃アクション。防御では《羊頭の堅盾》のような防御値を獲得する装備が好相性。

このような「なるべく損しないカード」を中心に構築したのが以下のデッキになります!

Fabraryリンク

《癒しの印》、《やすらぎの祝福》、《機敏主義》、《残忍な野望》など1枚で3点になるカードをなるべく多く採用しています。

攻撃面はシンプル。《悪党の佇まい》や《機敏主義》といった強化カードや「剛力」トークンで、攻撃力を上げた攻撃アクションで攻めよう!という指針です。攻撃アクションが《無愛想》のようなヒット時効果持ちだと嬉しいですね。

防御値の低いカードを多く採用している構築なので、正直防御面は弱め。守護者なれども守らない。多くのターンをノーブロックで進行する攻撃的アグロデッキです。

相手の攻撃を防御する時は、手札のアクションカードと《羊頭の硬盾》を防御に使用し、青ピッチするとちょっとお得。詳細を説明すると、3リソースの内、1リソースで《羊頭の硬盾》の防御値を+1、残りの2リソースで《ライアス》の能力を使用してアクションカードの防御値を上げます。すると、「ブーイング」されたことにより《剛力》も作成されます。青1枚が《羊頭の硬盾》1点、防御値修正効果で1点、《剛力》1個の合計3点になります。

「卑劣・守護者」のカードである《余韻残置》と《嘘か真か》は相手の妨害が可能な2枚で、《ライアス》専用のカードでもあります。相手ターンに、意表を付いて手札を奪えれば、相手のプランを大きく崩せちゃうかも。「卑怯者!」と言わせちゃいましょう。

《ライアス》は知性5である点と、デメリット以外特に構築の指針となるものがないヒーローなので、今回紹介した構築の他、色んなアプローチがあります。

例えば、緊迫を持つ攻撃強化カードも入れて、攻撃値13点以上でボーナスを得る「屹立」をより達成しやすくしたり、《オアシスでの休息》のような軽減カードを増量してファティーグを狙ったり…。知性5と強烈なデメリットから、最適な構築を見つけるのが難しいヒーローですが、その分、研究のし甲斐があるヒーローです!

唯一人の知性5ヒーローの、唯一無二のプレイ感を楽しみましょう!

PB《ライアス》

PBの《ライアス》はちょっと変わったアプローチで組んでみました。今回のキーカードは《屹立する巨人》。

9コストというハチャメチャな重さから、《屹立した巨人》の他3枚が青でないとプレイできません。使いづらいこのカードですが、手札5枚の《ライアス》なら割とプレイが現実的かも……!しかもライフ20のフォーマットで+10点して「圧倒」の攻撃をすれば……?という考えで組んだデッキが以下!

Fabraryリンク

1ターン目に《屹立した巨人》をプレイして、次のターンに《オーバーキル》や《激打》といった「凌駕」や「圧倒」がついた攻撃するのが理想です。1回で大体13点圧倒とか言えるはずなので、2回くらい繰り返せば理論上相手のライフはゼロになるはず!知性溢れる完璧な戦略。

1ターン目に攻撃アクションばかり引いたり、《屹立した巨人》を置いた次のターンに攻撃アクションを引かず何もできなかったら笑いましょう。

引き続き
どくいろことHiroyuki Tanseiの《卑劣・ケイヨ》紹介

CC《卑劣・ケイヨ》

続きまして、同じく「卑劣」タレントを持つ「野人」、《ケイヨ》を紹介します。
「暴力の饗宴(Heavy Hitters)」で登場済みの《武装した獣性、ケイヨ》と呼び分けるため、この記事では新しい《ケイヨ》を《卑劣・ケイヨ》と呼びます。

能力は、前回同様「武器ゾーンが1つしかない」というデメリット。
次に、インスタントでコントロールする攻撃アクションカード1枚の基本の攻撃値を6点にする能力。
最後に、ブーイングを受ける度に「活力」トークンを1つ作成する能力の3つ。

つまり、「攻撃値が低い攻撃を6点にするとお得!」で、「ブーイングを受けて《活力》があれば青1枚で6にする能力が起動できて更にお得!」というヒーローです。《卑劣・ケイヨ》の能力をフルに生かす為に組んでみたのが以下のデッキです!

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《卑劣・ケイヨ》の能力の対象になると強力な攻撃アクションをふんだんに採用しました。
例えば《嘲笑する殴打》をブーイングされてるターンにプレイして、能力を起動すれば6+4=10点。《打たれ、打ち負け、打ち壊れ》はオーラを3つ以上コントロールしていれば9点+手札破壊効果になります。《乱入する乱暴者》は青2枚と組み合わせて6×2=12点になります。

とはいえ、《卑劣・ケイヨ》の能力に4リソース、つまり手札2枚を使用するのはちょっと効率が悪いです。なので、「ブーイング」されて《活力》トークンを出したり、《フィエンダルの春のチュニック》を活用して青1枚で起動するのが理想。ということで「ブーイング」カードをしっかり採用。

《卑劣・ケイヨ》の能力はインスタントなので、攻撃リアクションのように使用できます。つまり、相手の防御を見てから裏をかけるということ。

続行とヒット時効果を持つ《Mischievous Meeps》を使えば、相手が3点防御なら《卑劣・ケイヨ》を使い、ヒットさせてドロー!相手が6点で防御したら《卑劣・ケイヨ》の能力を使わずに次の攻撃に能力を使用する、といった暗殺者のような揺さぶりができます。卑劣!
《金魚草の登攀者》や《刀閃の反射》を使うのもアリですね。

あと、面白いカードとしては《場外干渉》があります。

インベントリから状況に応じた卑劣・攻撃アクションカードを手札に加えることができるので、ライフが優勢なら《嘲笑する殴打》や《乱入する乱暴者》、オーラが3つ以上あれば《打たれ、打ち負け、打ち壊れ》を手札に加えるといった風に、状況に応じたカードに変換することが可能。インベントリからなので、メインデッキから減らす必要はあるのが難点ですが、柔軟性〇です。

これまでの「野人」カードを使わない異端の「野人」です。
「暗殺者」のような狡猾さと「野人」の打点力を併せ持った《卑劣・ケイヨ》を楽しみましょう!

PB《卑劣・ケイヨ》

PB版も基本的な思想はクラシック構築と同じです。

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ですが、《打たれ、打ち負け、打ち壊れ》や《乱入する乱暴者》のような大きな打点を担ってくれていたカードが使えないのはネック。《卑劣ケイヨ》の強みは「青いカードが打点になる」という点もあります。長期戦に強い点を活かして、防御値2のカードを減らして、《水平線上》や《船乗りの終楽地》をサイドインして、ファティーグをしかけるのもアリです。

GoAgainMediaライター、
おかゆさまによる《タフナット》紹介

CC《タフナット》

《抜けてる巨漢、タフナット》はクラシック構築で初めての知性3のヒーロー!
攻撃や防御に使えるカードが少ない代わりに、タップ能力でデッキから直接ピッチしてそのカードのパワーが6なら歓声を受けます!
歓声を受ければ《不屈》トークンが出るので、防御力を確保することが容易になります。
《不屈》トークンの1点分の防御力と、デッキからピッチできることで様々な”正当なインチキ”ができることを活かして、少しずつ相手を追い詰めましょう!

Fabraryリンク

今回紹介するクラシック構築のプレイスタイルはフルブロック&《Rok》!!

相手のターンで全てのカードを防御やピッチ、インスタント効果などで使い切り、
《抜けてる巨漢、タフナット》の効果で山札から直接ピッチして《Rok》で攻撃するスタイルです。

デッキからピッチできるのは青だけではないですが、足りない分は《フィエンダルの春のチュニック》からのリソースや《活力》トークンによるリソースで賄います!
パッと見はわかりにくいデッキなので、キーカードやポイントを順番に説明していきます!

まずはなんといっても《Rok》!
手札がないときにしか起動できない武器として、今までは面白い武器止まりでしたが、《抜けてる巨漢、タフナット》なら山札から直接ピッチできる分格段に起動しやすくなりました。
1リソースで3点の攻撃がベースになっている武器攻撃で、3リソース7点の攻撃は攻撃力だけでも破格なのに、軽減できない効果もオマケでついています。
大地の軽減カードや、新規の《スーパースター、プレアデス》の毎ターン軽減してくる緊迫オーラ《今日はここまで…》などを無効化することが可能です。

つぎは「激突」!
『闘魂激突(Super Slam)』からは「激突」で《不屈》と《活力》のトークンが出せるようになったので、野人は少し取り回しが良くなりました。

《活力》の生み出してくれる1リソースは《Rok》との相性もよく、デッキの一番上が黄色以上なら武器を使えるようになります。
デッキの一番上を見ることができるのも強く、安定しにくかった次のターンの動きを確定させられるうえに、今回の激突はなぜかデッキの上を入れ替えれる効果もあるので相性良し!

最後は「防御力が6以上なら」、「歓声を受けていたら」などの特殊な効果!

防御力が6なら相手の手札を1枚奪える《武解》や、
手札がなければ防御力が6になる《無邪気ゆえの無慈悲》、
不屈をコントロールしていたなら「待ち伏せ」を持つ《支えなくして英雄なし》などとにかく条件を満たせばカチカチ!
これらの効果を発動させるべく、《不屈》トークンをたくさん出すカードや防御力を上げるカードでサポートしていきましょう!

PB《タフナット》

プロジェクトブルーには《Rok》がない!悲しい!
クラシック構築では攻めを《Rok》に一任していたので、デッキカードは防御に全振りできましたが、プロジェクトブルーではそうはいきません。
素直に赤いパワー6のカードをデッキに投入して長期戦をするスタイルで戦いましょう!《不屈》のおかげで守護者のようなヒーローには強いので、《不屈》をたくさん出して相手を怖がらせましょう!

Fabraryリンク

クラシック構築でも使っていた「激突」カードや、払ったリソース分《不屈》トークンを作れる《掘り起こされた決意》は使えるので、それらで耐えながら《古革に秘めた熱意》や《生き抜くものは強者のみ》で攻撃していこう!

《タフナット》の能力は自分のターンのリソース確保よりは相手のターンでの《Ironhide》装備のリソースや、《掘り起こされた決意》のリソースに使っていくと便利!
たびたび「激突」でトップが確認できるので、次の自分のターンの行動に合わせて起動していこう!

以上です!「闘魂激突」を楽しみましょう!

お読みいただきありがとうございました。


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日本語・英語ともに揃えていますので、ぜひ今回紹介したカードをチェックしてみてください!

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