目次
フォーマット案内
プロジェクトブルーは現状は非公式フォーマットのため、公式ホームページに構築ルールや禁止リストがありません。
2026年にはプロジェクトブルーはシルバーエイジとして公式フォーマット化する予定ですが、
年内に公式からの発表があるかは未定です。
Go Again Mediaの記事で特集したものがありますので、構築ルールや禁止カードについてはコチラをご覧ください。
環境について
プロジェクトブルーの特徴として、強力な防御リアクションやコンボカードが禁止されています。
さらにレア以下の装備品は、ほとんどが表現価値1点分でデザインされていて、《刃招きの~》シリーズの防具が武器を防御すれば2点分の働きをしてくれるので各デッキで大活躍しています。
クラシック構築やブリッツ構築より防御力が下がっているので、ダメージをどれだけ効率よく出して相手の体力をいち早く削るかが重要な環境になっています。



強力な装備品や防御リアクションは禁止!
そんな中で強力な装備品を使えるクラスも存在します。
特に強力なのが『Round the Table: TCC x LSS』に収録されている装備です。

アルティメットピットファイト(多人数戦)用に発売された製品ですが、
アーモリーデッキの先駆けの製品だったこともあり、この中に収録されている装備が強力です。
そのため、これに収録されている忍者と守護者は装備品が充実しています。
バードと機械技師も収録されているのですが、ヒーロー自体がマジェスティックのため
プロジェクトブルーでは遊ぶことが出来ません。


クラシック構築でも見ることのある装備
プロジェクトブルーができたのが今年の春。
それからは公式で環境が調整されているわけではないので最新カードは禁止されていません。
そのため最新セットである『蒼海の秘宝(High Seas)』のカードを上手く使っているデッキが環境の上位に多いです。
特に《機敏主義》関連のカードは強力です。



攻撃は最大の防御
いまのところプロジェクトブルーでの大規模大会はあまり開かれていませんが、
ニュージーランドの国別選手権サイドイベントで行われた世界選手権予選がプロジェクトブルーで行われており(32人参加)、そのトップ8のヒーローがこちらです。

この大会は優勝はLexiでした。
マスタリーパック:守護者が発売前の大会なので現在は守護者もかなり第一線級の強さを得ていそうです。
月末には『闘魂激突(Super Slam)』も発売になり、野人や守護者のカードが増えます。
大型大会の少ないプロジェクトブルーでは当日までの練習とデッキ構築がかなり重要になりそうです。
デッキ紹介
現状のプロジェクトブルーは
後攻をとって素早くライフを詰める、稲妻ヒーローを中心とした高速のアグロデッキ
先攻でも表現価値を出せる圧倒や妨害力を兼ねた中速のミッドレンジデッキ
細かい打点で大量のチェーンリンクを伸ばす、忍者デッキ
現状はこの3つが環境を定義しているようです。
今回はこれらのデッキをサンプルリストと共に紹介します。
高速アグロデッキ
現状は《機敏主義》を使いこなしている稲妻ヒーロー達の攻撃力が頭一つ抜けています。
特に活躍しているのはLexiとブライアーです。


サンプルデッキリスト Lexi

サンプルデッキリスト ブライアー

どちらのヒーローも続行を付与しやすいので、《機敏化》に続行を付与して《機敏主義》を次にプレイすれば足装備や腕装備も使えてお得です。
先述した通り、プロジェクトブルーは防御が弱い環境なので1枚で攻撃3点+次の強化3点分の6点を稼ぎだせるカードは非常に強力。
防御は極力せずに、攻撃にオールインして相手を素早く倒しましょう。
中速ミッドレンジデッキ
先手での妨害力と防御力を両立しているデッキが活躍している傾向にあります。
多くのデッキが中速デッキに位置しており、ルーン剣士や守護者など様々なヒーローがひしめきあっています。
今回は《Iyslander》と《アザレア》、《圧倒するショーマン、ブラーボ》のデッキを紹介します。
サンプルデッキリスト Iyslander

サンプルデッキリスト アザレア

サンプルデッキリスト 圧倒するショーマン、ブラーボ

中速のミッドレンジデッキは、後手を選んでくるアグロデッキ相手に先手1ターン目から妨害ができる、
または先に動けることで格納庫含めてのターンを準備して後手の動きより強力なターンを行えることが重要です。
特に《圧倒するショーマン、ブラーボ》は無料デッキからマスタリーパック:守護者で強化していけば即、一線級のパワーを持てるので初心者に一番オススメのデッキかもしれません。
忍者デッキ
高速アグロと似たような立ち位置ですが、武器による攻撃や1点の細かい打点が多く、相手にするには防御が難しいデッキです。
『Round the Table』装備が《臥虎》テーマの装備なので、《臥虎》コンボ系のカードも使いやすくなっています。
今回は《Fai》と《アイラ》のデッキを紹介します。
サンプルデッキリスト Fai

サンプルデッキリスト アイラ

忍者デッキはアグロに分類されますが、小太刀や《Phoenix Flame》のⓅ1の攻撃が多いので4点防御でアグロの攻撃を受けきろうと思っているデッキに対して強いです。
さらにデッキが青ピッチから武器を振る構成になっていて、青カードの割合が多いので《凍傷》による妨害もそこまで苦になりません。
バランスのよい忍者デッキは、稲妻ヒーローとミッドレンジヒーローの間の攻撃的なデッキとしてしばらくは環境で活躍しそうです。
終わりに
本記事では11月に行われるヒーローズスクランブル:東京に向けて、プロジェクトブルーの現状の環境とデッキを紹介しました。
ヒーローズスクランブル参加のチケットは現在は売り切れているものの直前にキャンセル枠があるかもしれませんし、とりあえずプロジェクトブルーは遊び得なので気になったデッキがあれば組んで遊んでみてください!
大阪や東京ではプロジェクトブルーのイベントも複数開催されていますので自分の相棒ヒーローと共にイベントに参加していきましょう。

https://girafull.co.jp/events/HeroesScrambleTokyo_2511/index.html


ここまでご拝読ありがとうございました。
クラシック構築やリビングレジェンドだけでなく、
プロジェクトブルー関連の記事もどんどん取り扱っていく予定ですのでこんな記事が見たい!等はコメントまでよろしくお願い致します。
みんなのコメント
コメントはまだありません
コメントを残す
「コメントを送信」ボタンを押すとガイドラインに完全に同意したものと見做されます。
規約に違反する書き込みは削除・編集が行われる可能性がございますので何卒ご了承ください。