毎セット恒例となりつつあるサンプルデッキリスト記事(霧隠れの秘境はこちら、ロゼッタはこちら、混転の餌食はこちら)、5/30(金)発売予定の『蒼海の秘宝(High Seas)』でもやっていきます。



今回は、新規ヒーロー3名の「CC」「Project Blue」の2フォーマットでそれぞれのサンプルデッキをGo Again Mediaチームで考案しました。Project Blueについての詳細はこちら。
目次
PTチャンピオンのギロチンカッターこと
Shoma Yamamuraによる《パフィン》紹介
CC《パフィン》



蒼海の秘宝から登場の空賊!パフィンちゃんのデッキ紹介です!
相棒《ポリー・クランカ》と共に《金の歯車》をクランクしながら戦場を駆け巡ります!!
ターン中に2回クランクするとワンドローできる能力を持つパフィンちゃん。
ドローする能力は総じて強い!はず、、、
能力「クランク」を持つカードをうまくデッキに入れつつ《金の歯車》を打点に変換にしながら戦いたいなあと思い作ったのがこちら!
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インスタントタイミングで《金の歯車》トークンをタップすると打点を増やすシリーズは多めに入れています。能動的に《金の歯車》トークンを作成する《タービン式黄金翼》はレインボー採用(=赤黄青全種3枚採用)です。



蒸気カウンターが無くなった《金の歯車》トークンを《黄金の天空機士》で《金貨》トークンに変換する動きはとても強力で、《金貨》トークンがあれば以降の《タービン式黄金翼》をプレイ後、パフィンの能力を使い《金の歯車》トークンを作成すれば、クランクの2回目が誘発、ドローすることが出来るようになります☺



《惑星級戦艦エアロノート》は打てば打つほど勝利が近づくスーパーカード!!
出来るだけ3回タップが出来るタイミングでプレイしましょう!
脚装備である《装着型一輪車》を使えば一度だけ「歯車」が2個でも達成することができます👍
空を表現価値の翼と共に駆け巡りましょう!!
PB《パフィン》
パフィンちゃんのPB構築も紹介します✨
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相棒の《ポリー・クランカ》はどこ・・・?
彼はレジェンドなのでノットリーガルなんですね。悲しい。

《黄金の天空機士》を使うことができないので、《金貨》トークンを作成する方法を模索しなければなりません・・・。
《強さの試練》のクラッシュを気合いで勝利するか、《黄金の一杯》から作成しましょう!



《タービン式黄金翼》はこちらでもフル採用。《金の歯車》トークンを供給してくれます。
CCよりも《胴の歯車》が重要な役割を果たすでしょう。
これらを活用しうまく表現価値を高めましょう!!
最後にひとつ言わせてください。
AIBOOOOOOOOOO–!!!!
初代日本チャンプ、
どくいろことHiroyuki Tanseiの《マーリン》紹介



《マーリン》は《金貨》を一つ壊すことで《金鰭の銛》を手札に作る能力と、カードを引くたびに、「矢」を表側で格納庫に置くことができる能力の2つの能力を持つヒーロー。
ドローに関連する能力や、手札を増やす能力を持つため、手札を潤沢に使った攻撃や、連続攻撃が可能となっています。
「カードを引く」にはいろいろな方法があります。
《大物捕りの一撃》や《黄金の一杯》などのドローディスカード、《Three of a Kind》などのドローカード、《金貨》トークンの起動によるドロー等……。
何を使ってドローし、どんな「弓」を装備し、どんな「矢」を格納庫に置きたいのかという前提次第で大きく構築とプレイが変わる、幅広いカスタマイズ性があるヒーローです。




レンジャークラスのヒーローが増えるのは「Outsiders」の《Riptide》以来2年ぶり!
自分は《Lexi》からCCを始めたので、思い入れのあるレンジャークラスのヒーローが久しぶりに増えて嬉しいです。では早速リストを紹介していきます!
CC《マーリン》
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《デス・ディーラー》と《New Horizon》を装備した《マーリン》の構築も流行しそうですが、今回紹介するのは《銛機砲、ハンマーヘッド》を装備した構築です。



「蒼海の秘宝」で新登場した「銛」攻撃アクションの多くは「宝釣り」という能力を持っています。特定の要素を持つカードを手札破壊する効果ですが、「機砲」を起動していることで能力が強化され、高確率で手札破壊が可能になります。更に、《銛機砲、ハンマーヘッド》を起動していると、「銛」の攻撃に「凌駕」を与えてくれるため、相手は防御が困難になります。
なので、《銛機砲、ハンマーヘッド》を起動し、これらの「宝釣り」攻撃アクションで攻撃していくことを目標に構築しています。
ですが、《銛機砲、ハンマーヘッド》を起動しつつ、2コストの「銛」で攻撃するには3つのハードルがあります。
① 「銛」が手札にあること
② 6リソースを払うこと
➂ 「銛」を格納庫に置くこと
これらの問題を全て解決してくれるのが《金貨》です。


手札4枚に「矢」が引けていない事故が起きても、《金貨》さえあれば、《マーリン》の能力で《金貨》を壊し、《金鰭の銛》を作成することができます。
攻撃として使う《金鰭の銛》は0コスト2点と最低限の性能ですが、手札消費なしで2点が発生していることを考えると悪くない行動です。1ドローの表現価値は手札1枚分=3点と計算されることが多いので、そう考えると実質0コスト5点と言えます。
リソースが足りない時も、《金貨》の能力を起動して1ドローし、青をピッチして青を引けば1リソース増えるため、手札が少なくても6リソースの捻出が可能になることがあります。
時には《金貨》のドローで「銛」を探しに行くのも良いですね。
更に、《金貨》による1ドローを行えば、《マーリン》の能力で「矢」を格納庫に置けます。
《銛機砲、ハンマーヘッド》は格納庫に「矢」を置く能力がないのが難点ですが、《金貨》があれば、そのデメリットは気にならなくなります。
つまり、《金貨》さえあればグッと安定感が上がります!
続いて、そんな役立つ《金貨》の稼ぎ方の話をしましょう。
まず、各種「宝釣り」の銛での攻撃が通り、手札破壊が成功すると、《金貨》トークンが供給されていきます。
「宝釣り」の攻撃アクションは全て海賊の攻撃なので、腕装備《黄金のフック》の効果も乗ります。「宝釣り」に成功しつつ《黄金のフック》を起動していた場合、一気に《金貨》が2個作成できて、今後の動きが非常に安定します。
攻撃が通りそうな時はぜひ狙っていきたいですね。



《闇金鮫》や《黄金の一杯》はヒットに依存せず確実に《金貨》を供給してくれます。これらで《金貨》を出しているターンは腕装備《黄金のフック》は起動し得になるので、起動し忘れないようにしましょう。
《闇金鮫》は《金貨》が少ない状況ではありがたいカードですが、既に《金貨》が十分出ているとあまり役に立たないので、《シンドラ》などの防御が薄く、攻撃が通りやすい相手にはサイドアウトしても良いかもしれません。
逆に、《フローリアン》のような防御力が高いヒーロー相手には頼れる1枚です。
リソースを大量に払い、10点や13点の凌駕という防ぎづらく、かつヒット時効果がある攻撃で相手にプレッシャーを与える様子はまるで「守護者」クラスのよう!
それに加えて、海賊らしく《金貨》を使って様々な方向でアドバンテージを稼ぐギミックがあります。これまでのレンジャーとは一味違ったプレイ感が楽しめます!
PB《マーリン》
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PBでは「銛」があまり使えないので、武器を《デス・ディーラー》に切り替えています。
PBの限られたプールでは《金貨》を作成する手段が限られてしまいますが、この構築は《黄金の一杯》と《海賊の一仕事》を主役にしています。


この2種の攻撃アクションはプレイ時に黄色いカードを捨てることで、1枚ドローしつつ《金貨》を作成します。
これらのコストとなる黄色いカードが必要な点と、3リソースなどは必要でないターンが多いため、赤と黄色だけでデッキを組んでみました。
一度《金貨》を作成できれば、それ以降は《マーリン》の能力で《金貨》を1つ破壊し、《金鰭の銛》に変換できます。作成した《金鰭の銛》を捨てることで実質手札を1枚増やしながら、《金貨》を供給できます。
「矢」による攻撃も交えながら、《金貨》関連の動きで手札を稼いでいきましょう!
GoAgainMediaライター、
おかゆさまによる《グレイビィ・ボーンズ》紹介



《グレイビィ・ボーンズ》は激渋の海賊船長。
海賊船の仲間たちを「盟友」として黄泉から呼び寄せながら、
船員の特殊能力を活かして戦っていくヒーローです。
従来の盟友ヒーローとは違うのが、
盟友1体のサイズは比較的大きく、盟友の攻撃に続行がほとんどつかないことです。
盟友をデッキにどれくらいの比率で入れるのかが重要で、
さらにどの盟友を入れるかによって戦い方も変わるので研究のし甲斐がありそうです。
CC《グレイビィ・ボーンズ》
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《グレイビィ・ボーンズ》のデッキに必要なカードは大きく分けて3種類。
1.溺墓を持つ盟友カード
2.打点を確保できる高パワーの攻撃アクションカード
3.続行を持っている青カード



これに加えて《金貨》が作成できるサポートカードも入れることができれば、
ヒーロー能力でかなり安定してデッキを回すことができます。



《グレイビィ・ボーンズ》は頻繁にカードを捨てるヒーローです。
《ダッシュ I/O》に代表される「ブースト」を活用するヒーローはメインデッキを増やして戦いに挑んでいたので、今回はこれに倣いデッキを増やしました。
デッキのコンセプト上、溺墓の盟友を多く入れたいのですが、
60枚ぴったりだとバランスが取りづらかったり、サイドの入れ替えが難しくなってしまったので、全体の枚数を増やして問題を解決しました。


特徴的なのは1枚だけ採用されたカードがとても多いことでしょう。
盟友はそれぞれ能力を持っていますが、
妨害系の能力は相手ヒーローによって有効度合いがはっきりしています。
そこで《墓への呼び声》でデッキ内から好きな盟友を探せることを活かして1枚ずつ盟友を採用しています。



それ以外にも3体採用している盟友もいます。
これらは相手によって強さが左右されにくく、このデッキの動きのメインエンジンを担ってもらうため限界まで投入されています。



基本的なデッキの動きは
1.赤の《骸骨シリーズ》をプレイし、デッキの上か手札から溺墓のカードを捨てて続行を得ます
2.青のカードをプレイするか、ヒーロー能力で青のカードを捨てます
3.残りのリソース+α(胴装備か手札からの追加ピッチ)で溺墓の盟友をプレイする
4.盟友で攻撃をする
これが基本です。
赤のカードがないときや戦場に盟友が残っているときは1~3の段階をスキップして戦うのがオススメです。



戦いのポイント
☆《黄金のフック》を上手く使って金貨を作成する
特に《闇金鮫》をプレイできるときはノーリスクなので積極的に相手に防御してもらいましょう
☆溺墓を墓場からプレイしたときは、攻撃までセットで行えるように調整する
出しただけで倒されてしまうとかなりもったいないです。
☆ファティーグに気を付けよう
相手によってはファティーグして負けてしまうことがあります!
《腐乱の海犬、スクーバ》や《ウェイラー・ハンパーディンク》を上手く活用して戦いを締めましょう。



PB《グレイビィ・ボーンズ》
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Project Blueでは強力なマジェスティックの船員やサポートカードは使えないものの、
デッキの一番上から溺墓カードを墓地に送れる《彷徨う骸骨》や《騒めく骸骨》といったカードは使用可能!
続行持ちの攻撃をしてから青のサポートカードをプレイしたり、
ヒーロー能力で青いカードを墓地に送り、溺墓の盟友を復活させましょう!


基本的には高パワーの攻撃で相手のライフを脅かしながら、
盟友を処理しないといけないような状況を作り上げましょう。
盟友が《グレイビィ・ボーンズ》の盾となり矛となってくれるので
武器がないながらも毎ターン高打点のターンを作り上げることができます。
以上です!「蒼海の秘宝」を楽しみましょう!
お読みいただきありがとうございました。
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