今回は3/14(金)発売予定のCC向け構築済みデッキ「Armory Deck Aurora」の発売に向け、「Armory Deck Aurora」の基本的な動きの解説、デッキ強化案を廉価版とフルパワー版の2種紹介します!



《アウローラ》は2025年3月現在のCC環境で、トップTierに位置するヒーローであり、攻撃面は非常にハイアベレージで、かつ防御面も強固な装備品・防御リアクション・《電磁回転》などにより攻防共に隙が少ないヒーローです。連続攻撃をしかける時の爆発力と相手の妨害に対する対応力を兼ね備えており、かつ長期戦にもある程度の耐性を持っています。今最も注目されているヒーローといっても過言ではないでしょう。
プレイ難易度自体は低めですが、プレイの選択肢やゲームプラン自体は幅が広く、やり込み甲斐もあります。「構築済みから今一番強いヒーローをはじめたい!」「アグロデッキが好き」「使いやすくかつ奥深いヒーローがやりたい!」という方にオススメ!
目次
1.《アウローラ》の基礎や使い方について
《アウローラ》の基礎的な知識や使い方についてはこちらの記事で紹介しています。《アウローラ》の基本戦術、キーカード、デッキリスト例などを挙げていますので、「Armory Deck Aurora」の購入を検討されている方は是非読んでみて下さい。
2.アーモリーデッキ アウローラ デッキリスト
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新カード《Skyward Serenade》と《Skyzyk》は稲妻タレントを持つスターターとして前者が非常に優秀なため、定番採用になりそうなパッケージ。デッキ消耗が早くなる点や《Skyzyk》だけ引きすぎると弱い点などのネックもありますが、既存のアウローラプレイヤーもこれらのカード目当てに「Armory Deck Aurora」を確保することになりそうです。


新足装備《Starlight Striders》も良い性能の装備です。よく使用される汎用の足装備《金魚草の登攀者》がライバルになります。比較すると利点は「防御値が1あること」と「《稲妻の化身》トークンを作成する効果なので、手札を3枚防御に使用→格納庫にインスタントを置いてターン終了して《稲妻の化身》を次ターンに残すといった動きが可能」な点。
半面、《金魚草の登攀者》は防御的であまり攻撃してこない相手に有用な点、インスタントがなくても自分都合でプレイしやすい点が勝ります。


他にも、構築済みデッキ「ファーストストライク アウローラ」にのみ収録されていたため、やや入手困難だった《静電撃》が3枚、必須級のMajesticレアである《孤光の稲妻》が2枚収録されているのは嬉しいポイント。



《スナッチ》《稲妻纏い》《快電の突撃》など0コスト4点の攻撃アクションもふんだんに再録されており、これから《アウローラ》を始めるのに十分なリストです。



ただ、青いカードが12枚とやや過剰な枚数採用されていたり、《秘魔術の充填》など少しシナジーが薄いカードが多めなのも事実。この辺りを次紹介するリストで、お安く解消していきます。
3.アーモリーデッキ アウローラ 5000円くらいで改造案
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ちょっとお値段を足して強化したバージョンはこちら。
装備品はほぼ変えないまま、《孤光の閃光》を3枚にしたり、《Excude confidence》を足して防御リアクションを多用するヒーローに強くしています。他、《電磁回転》や《苦悩の印》など一線級の構築でも使用する強力かつ安いカードを買い足しています。
4.アーモリーデッキ アウローラ フルパワーで改造案
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大まかな回し方やプレイの指針は1.《アウローラ》の基礎や使い方についてで紹介した記事にて解説しております。《稲妻峡谷の導き》や《光速移動》を駆使した軽快な連続攻撃を楽しみましょう!
ですが、新カードで何点かテクニックや留意点が増えているのでそちらをご紹介します。
《Zap Clappers》

新腕装備《Zap Clappers》は防御時、手札からインスタントを公開することで1点の秘術ダメージを与えることができます。相手ターンに秘術ダメージを飛ばすことができるので、《稲妻峡谷の導き》が場に出ている状況で秘術ダメージを飛ばすことで、相手に秘術防壁の支払いを強要するか、1ドローするかの二択を迫れます。要は《稲妻峡谷の導き》+《苦悩の印》が装備品でできる、ということですね。


特に《シンドラ》や《アウローラ》など、赤いカードが多いヒーロー相手に狙えば1リソース=手札1枚であることが多いので、格納庫に置こうとしていたカードを奪うなどのプレイがしやすいです。
ルールの注意点として以下のプレイはできないので注意しましょう。
①《Zap Clappers》を防御に使用
↓
②《Zap Clappers》能力で手札から《稲妻峡谷の導き》を公開
↓
③秘術ダメージを与える前に《稲妻峡谷の導き》をプレイ
上記は不可能なので注意しましょう。
《稲妻峡谷の導き》以外のインスタントがあれば、
①《稲妻峡谷の導き》プレイ
↓
②《Zap Clappers》を防御に使用
↓
③《Zap Clappers》能力で手札からインスタントを公開
↓
④秘術ダメージ1点を与える
は可能です。要は《Zap Clapper》の能力として「インスタントの公開」をしてから秘術ダメージを与えるまでの処理は一連の効果なので、その間に優先権が発生しないイメージです。
《煉獄の相貌》

これまで《アウローラ》の頭装備は《天命の王冠》と《公正の守護》、コンボプランでは《支配の王冠》が主な候補でした。



今回《煉獄の相貌》も採用候補になるようになりました。《Skyward Serenade》と《Written in the Stars》の二種の稲妻・非攻撃アクションが加入したことで、ある程度狙って「攻撃アクションと非攻撃アクションでの防御」が狙ってできるようになったからですね。


運用する上で意識する点は、「7-8点防ぎながら1枚捨てさせる」ことに固執せず、「5点続行を7-8点で防御しながら1枚捨てさせる」「相手の手札が空でも7-8点防ぎながら1枚ドローできればOK」といった意識をして、フルバリューでの運用に固執せずに装備としての出しどころを逃さないことです。このリストでは非攻撃アクションは12枚の採用なので、いつでも大体《煉獄の相貌》の効果を狙えるわけではないので、出しどころを見逃さないようにしましょう。
おまけ ルール上注意が必要なポイント、よくある勘違い
《電磁回転》について

《電磁回転》は《アウローラ》の攻防を支える強力なインスタントですが、ややこしいテキスト故に混乱を招いたり、他のカードとのややこしい相互作用を生みます。
よくある勘違い①攻撃に使ったカード2枚を手札に戻すことはできない
《電磁回転》のテキストは「アクティブなチェインリンクにあるXコストの攻撃アクションカード」を対象にします。つまり、《飽くなき無秩序》Aをプレイ、その後《飽くなき無秩序》Bをプレイ、と戦闘チェインに2枚の《飽くなき無秩序》がある状況で、《飽くなき無秩序》のダメージステップやリアクションステップに《電磁回転》をプレイしても対象に取れるのは、今解決中のアクティブなチェインにある《飽くなき無秩序》Bのみです。次の攻撃に進んでたらダメ!という認識で大丈夫です。

防御時にも同じことが言えます。6点の攻撃に対して、0コストの攻撃アクションを2枚防御に使用し、その2枚を《電磁回転》で回収する動きは可能です。
逆に、3点の攻撃2回に対して、3点防御、3点防御、2枚を対象に《電磁回転》はできません。
よくある勘違い②コンバットチェインが無くても使用できます!
相手が先手の1ターン目、自分の手札が《電磁回転》、《電流の結集》、《スナッチ》、《傷には傷を》のような状況。




相手が攻撃せずにアクションポイントを消費してターン終了した場合、カードを対象に取らずに《電磁回転》をプレイ。その後、《電流の結集》をピッチして《アウローラ》の能力起動して《稲妻の化身》トークンの作成ができます。《電磁回転》のテキストは「攻撃アクションカードを2枚まで」=「0~2つまで」ということなので、対象を0個でもプレイできるということですね。
他、《スターフォール》で攻撃し、リアクションステップで《電磁回転》をプレイして2点の続行にすることも可能です。
ルール上注意が必要なポイント①《スナッチ》や《稲妻峡谷の導き》で引いた《電磁回転》をプレイできるか?
こちら、半年ほど前はできませんでしたが、ルール改定により可能となっています。(詳細はこちら)
ルール上注意が必要なポイント②《ヌゥ》のヒーロー能力との相互作用
《ヌゥ》は「隠密」の攻撃を防御しているアクションカードを追放する能力を持っています。では《ヌゥ》の使用した《惹きつける予後》に対して、手札から《静電撃》2枚を出して防御し、ダメージステップで《電磁回転》をプレイした場合どうなるか?結論から言うと、《電磁回転》で回収できません。
詳細を説明すると、リンクステップに《ヌゥ》のヒーロー能力と《電磁回転》の能力がそれぞれレイヤーに乗りますが、ターンプレイヤーが順番を好きに積むことが可能なので、《電磁回転》より先に《ヌゥ》の能力を解決することができます。よって、《ヌゥ》の能力で防御に使用した《静電撃》2枚が追放され、《電磁回転》で手札に戻すカードがなくなってしまいます。
《光速移動》と《稲妻峡谷の導き》


《光速移動》と《稲妻峡谷の導き》は少し噛み合わせが悪いことがあるよという話です。
まず、《稲妻峡谷の導き》は「各ターン初めてダメージを与えた時」にドローする効果なので、既にダメージを与えたターンにプレイし、その後ダメージを与えても、そのターンはドローすることはできません。
そして、何らかの効果で続行を得た《光速移動》は、リアクションステップでインスタントを使用して手札に戻してしまうと、「続行」によるアクションポイントの獲得が発生する前に攻撃がなくなってしまい、アクションポイントがなくなってしまいます。なので、ダメージステップ以降にインスタントをプレイして《光速移動》を手札に戻すことが基本的に得です。
この2つの相互作用により、続行が付いた《高速移動》で攻撃し、手札に《稲妻峡谷の導き》がある場合、
A:リアクションステップで《稲妻峡谷の導き》をプレイして、《高速移動》を手札に回収しない選択をする
B:ダメージステップで《稲妻峡谷の導き》をプレイして、《光速移動》を回収しつつアクションポイントを1獲得。このターン《稲妻峡谷の導き》のドロー効果は諦める
のどちらかを要求されてしまいます。
ただ、両方活用できるパターンはあり、それは相手が《光速移動》を防御してくれた時です。相手が続行を得ている《光速移動》を4点防御している時、ダメージステップに《稲妻峡谷の導き》をプレイすれば、このターンダメージを与えていないので《稲妻峡谷の導き》の1ドロー効果を残しつつ《光速移動》を手札に戻せます。相手の「同盟」を攻撃対象にしたり、結界4以上を持っている相手に狙うのも良いですね。


相手がノーブロックで、リアクションステップまで進行した場合、Bのプレイを選んで、相手が4点防御リアクションをプレイして《光速移動》を止めてくれたら両方が活きるというパターンもあります。ただ、自分がリアクションステップで《稲妻峡谷の導き》をプレイしないことを選択し、相手が防御リアクションの優先権をパスした後に、「いや、やっぱ《稲妻峡谷の導き》をプレイします!」というのは無理なので気を付けましょう。
逆に、《アウローラ》を相手にする際は、ダメージを受けていないターンに《光速移動》を防御することには裏目があることを覚えておくと得するかもしれません。
《アウローラ》は強力かつバランスがよく、それでいてプレイパターンも分岐があるターンがしばしばある為、非常に楽しいヒーローです。国内にも使用者も多いため、最寄りのショップでも「アーモリーデッキから始めたんですが…」と相談すればテクニックやプレイの相談ができるはずです。
是非この機会にアーモリーデッキからCC構築を始めてください!
以上です。お読み頂きありがとうございます。
Hiroyuki Tansei/どくいろ @fab_dokuiro
お気に入りヒーロー:《Lexi》,《Fai》,《Kayo》
お気に入りカード:《Art of War》
ホームショップ:TableGameCafe’Shuffle、TCG Shop Go Again
史上初の日本選手権で優勝。CallingTokyoTop8。日本屈指の強豪プレイヤー。手数、打点を読む洞察力が強み。アグロデッキが得意。

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