多くの大会レポートは勝利者のレポートである。
「どのようにして勝ったのか」、「どのようにして強いデッキリストを作り上げることができたのか」という情報に人々は価値を見出すので、当然の理屈です。
今回は敗者の記録です。
多くの人が期待する、勝つために必要な情報は得られませんが、このようにして人は負けるんだなぁ、ということは学べるかもしれません。少しでも何か役に立てば幸いです。
世界選手権に向けて練習し、仕事を終えては毎晩練習、土日は両日練習といった日々を過ごした末にCCラウンドを1-4で終わった紛れもない敗者が、なぜ負けたのかを振り返る記録です。
【調整の過程】
go again media攻略記事担当、dokuiroことHiroyuki Tansei(@fab_dokuiro)です。
持論ですが、カードゲームにおいての大会に勝てるか否かは、事前の準備と練習が8割を占めると考えています。残り2割は当日のコンディション・プレイ・運です。その準備の中でも、FaBにおいて大きなウェイトを占めるのがヒーロー選びでしょう。なので、世界選手権前、具体的には「ロゼッタ」発売以降、どのヒーローを会場に持ち込むかを考え続けていました。
まず、ロゼッタ環境が始まった時点で目下、最強のヒーローとされていたのは《エニグマ》でした。
9月に行われた改定で《ゼン》が弱体化。《ゼン》に抑え込められていたもののポテンシャルは十二分にあった《エニグマ》が強くなるだろうと目され、実際、ロゼッタ環境開幕のBH東京で優勝。その後も各地で《エニグマ》が結果を出し始めます。
この時点で、ヒーローの候補としては、プレイの経験値があった《ケイヨ》、ArmoryDeckで強化されることが内定している《ダッシュ I/O》、今から猛練習して《エニグマ》、のいずれかで考えていました。
次いで環境が進んでいくと、《アウローラ》と《フローリアン》と《ヴィセライ》辺りもメキメキと頭角を現しはじめます。
《アウローラ》と《ヴィセライ》は、《エニグマ》を倒すのに十分な出力を持つアグロとして台頭。《フローリアン》は《エニグマ》がキツイものの、雑多なアグロ・ミッドレンジや《ヌゥ》に優位を取れるデッキとして活躍しはじめます。
この辺りから自分は《エニグマ》や《ダッシュ I/O》も少々練習しつつ、ヘビーヒッターズ環境でプレイしていた《ヴィセライ》を中心に練習し始めます。
新構築の《ヴィセライ》は出力がかなり高く、デッキ全体の防御値が上昇したことで、事故気味の手札でも防御に回れる安定性もあり、続行を持つ攻撃アクションや、単体で完結した非攻撃アクションが増えたことで、弱点だった《戦争屋の外交術》への耐性も上昇。当時の環境で不利対面はほぼ感じませんでした。
他候補だった《ケイヨ》はルーン剣士に軒並み不利で前時代に取り残されてしまった。《エニグマ》は練度不足であり、周囲にやり込んでいるプレイヤーも少なく練度上げが困難。《ダッシュ I/O》はファティーグ耐性に不安があり、《ヌゥ》などと当たった際に勝てるのか不安。といった消去法的な理由付けもあり、このまま《ヴィセライ》での本戦出場が濃厚かと感じながら、関西の《ヴィセライ》ユーザーのコミュニティ「関西Vis研」でリストをシェア・微調整しながらメンバーがPQへ参戦する日々が続きます。
【最終的なデッキリスト】
Fabraryリンクはこちら
アグロ《ヴィセライ》の一般的なリストをベースに《超秘術のソナタ》を抜いたり、青いカードを減らしたりといった調整を行ったリストになります。
《超秘術のソナタ》を抜いたことで、攻撃アクションと非攻撃アクションの比重を崩すサイドインアウトができるようになり、結果、非攻撃アクションである《ルーン占い》を増量するサイドインや《群青に沈む》などの防御リアクションを採用することで、《アウローラ》の《スナッチ》などの4点攻撃アクションをピタリと止めたり、《ヌゥ》の手札破壊攻撃アクションを安全に防ぐことが可能になっています。
《銀河のソナタ》を採用することで、《邪悪な詠唱》が実質8枚採用に。これにより《邪悪な詠唱》を並べての《死の濁流》によるビッグターンを作る再現性を高めており、30点近くのダメージを出すビッグターンを高い確率で作ることができ、満足行くリストになっていました。当時のメタでは肌感ですと《エニグマ》と《フローリアン》に有利で、《ヌゥ》《アウローラ》に五分五分、他雑多なヒーローには出力の差で概ね有利といった形でした。
【メタの変わり目】
上記のように、調整は上手く行っていると感じていた《ヴィセライ》号ですが、最終的には「ベストなチョイス」ではなくなっています。
理由は以下、4点ほどあります。
①《ゼン》の復活
9月の禁止改定で《戦の技法》と《祖先との縁》が禁止になり、《ゼン》は消えた……と思われていましたが、調整後でも《エニグマ》や《ヴィセライ》に強いし、雑多なアグロともライフレースできるということで、PQシーズンでちらほら優勝するようになります。
アグロ・コンボデッキからアグロ・ミッドレンジデッキに変わったことで、苦手だった《ヌゥ》も無理から苦手くらいまでマシになっており、PQでは《ヌゥ》を倒して優勝する姿もちらほら見受けられました。
さて、そうなると《ヴィセライ》は厳しいです。「当時の環境で不利対面はほぼなかった」と書きましたが、《ヴィセライ》の明確な不利対面は《ゼン》です。
打点の速度感は同じなのですが、《ゼン》側は《戦争屋の外交術》や《征服の命令》などのチェインクローザーで《ヴィセライ》側の返しの出力を下げることが容易いです。
更に、《ヴィセライ》側の《ルーン陣》が大量に出るビッグターンに、超越したり頭装備《宇宙の横断》を防御に使用して《内なる気》をサーチ→胴装備《十二花弁の袈裟》を起動し、《禅の有様》を出すという動きをすれば《ルーン陣》が全て0点になってしまいます。
つまり、《ヴィセライ》側の本来の切札である《ルーンブラッドの饗宴》や《死の濁流》が機能しづらいんですね。
それでも《ゼン》側の出力が低かったり、超越できなかったりといったかみ合いで勝てる展開はありますが、《Wax Off》と《Wax On》のパッケージを採用した《ゼン》にはほぼほぼ勝てない相性差となっています。
②《ダッシュ I/O》とのライフレースが厳しい
10月半ば、世界選手権2週間前に全力の姿で登場した《ダッシュ I/O》はファティーグしやすいという弱点を持ちながらも、圧倒的なアグロ性能で世界選手権でも活躍すると予想されていました。
Armory Deck発売前から、ある程度仮想敵としてスパーしていたのですが、リストが洗練できていなかったり、試行回数不足もあり、「《ヴィセライ》と《ダッシュ I/O》は先手が勝つから、五分のマッチ」という認識でした。が、良いリストを相手に試行回数を増やすと実際は《ヴィセライ》側が先手でも良い動きができないで負ける試合や、先手で一定の動きができても後手から《ダッシュ I/O》がブン回って負ける展開がしばしばあり、「これはライフレースで挑むのは思ったより厳しい」という結論になりました。
最終的には真っ向から殴り合わずに、防御リアクションを6枚採用し、防御値2のカードと入れ替えてファティーグを狙うプランに変更することになりました。が、これも《ダッシュ I/O》側のブーストでの落ち方や、対ファティーグへの練度やプランによりファティーグ成功するか否かが左右されるため、不安定なプランではありました。
③CYB《エニグマ》や《ヌゥ》へのファティーグ耐性がやや低い
ファティーグデッキは対戦相手がデッキから出せる合計のダメージが低いほど、基本的に楽に勝利できるようになります。
《ヴィセライ》はダメージ源の半分ほどを《ルーン陣》に依存していますが、秘術ダメージは秘術防壁により「カードの消費なく軽減されてしまう」という弱点があります。秘術ダメージはピッチで軽減できてしまいますからね。
基本的には防がれづらい・防御リアクションが効きづらいなどの長所となる秘術ダメージですが、ファティーグ相手には欠点になります。
ファティーグマッチでは秘術防壁を払われているだけで基本的に《ヴィセライ》側のカードが減っていくだけになってしまうので、《ルーン陣》をたくさん貯めてから攻撃を開始する、攻撃に波を作る、《死の濁流》と《ルーンブラッドの饗宴》を同一ターンに使うなどのビッグターンを複数回作る、などのプレイ面でのケアが要求されます。が、そういった準備をしていると《ヌゥ》は手札破壊・アーセナル破壊で妨害をしてきますし、《エニグマ》は結界オーラを盤面に並べて、総ライフを増やしながらこちらにプレッシャーをかけてきます。《ヌゥ》相手には練習を経た末に五分ほどの勝率まで引き上げることができましたが、”CYB”エニグマにはWorlds直前の練習で0-3してしまいました。国内では一般的な《エニグマ》が主流だったため、研鑽された”CYB”エニグマに弱いという事実に気付くのが遅くなりました。
④アグロ本命である《アウローラ》とは五分
五分というと聞こえが良いですが、悪く言えば2回当たれば1回負ける確率が高い、ということです。アグロ同士のマッチなのでデッキの上2-30枚ほどでの戦いになりやすく、《ヴィセライ》が《死の濁流》を引けるか、《アウローラ》が《稲妻峡谷の導き》を引けるかという試合であるという結論になりました。
こうやって冷静に、Worlds直前の環境を見渡すと、有利を取れる《フローリアン》は減少傾向、苦手な《ゼン》と《ダッシュ I/O》が台頭してきており、《アウローラ》と《ヌゥ》には五分。
有利と言えるのは数が多そうな《エニグマ》くらいであり、それも”CYB”になると危うい…と、順風満帆だったはずの《ヴィセライ》号はいつのまにか難破寸前でした。
つまり《ゼン》、《ダッシュ I/O》、CYB《エニグマ》など複数不利なマッチアップが出てきていることが分かりながら、時間と練度の問題で他のデッキに切り替えることもできず、そこから革新的なリストの改善もできずに出場した、というのが今回のWorldsで起きたことです。
もちろん、全てのマッチに有利なリストを開発し、大会に十分な練度で持ち込むことは難しいことであり、時には不可能なことです。不利マッチはあるがそれを承知の上でデッキを選択して大会に出場しなければならない環境や状況はよくあることでしょう。偶然、不利マッチと対戦せずに優勝する、といった光景もしばしばあります。ですが、なるべく不利なマッチが少ないデッキを理解して選択し、かつ練度を十分に仕上げて大会に出るべきであり、その努力を最大限できたプレイヤーが勝つべきなのが競技カードゲームだと自分は考えています。
今回の結果は、少なくとも自分はデッキ選びと練度、その両方でベストを尽くせなかったが故に起きた敗北です。
【Worlds本戦の振り返り】
以下、実際のWorldsでの試合5回戦を振り返ります。
1戦目-《ヌゥ》後手
《ヴィセライ》vs《ヌゥ》はお互いベストを尽くした場合、噛み合った方が勝ちやすいゲームです。主な負け筋はファティーグなので、デッキトップ追放や手札追放でキーカードが追放されないことや、十分なセットアップをしてからのビッグターンを作れるかがゲームのカギを握ります。
ビッグターンの例は《邪悪な詠唱》を複数枚プレイしてからの《死の濁流》や、《死の濁流》をプレイしているターンに《ルーンブラッドの饗宴》をプレイする、《血の誓約の九本剣》を0-3コストでプレイするなどなど。
《ヌゥ》の攻撃を防御しながら《邪悪な詠唱》や《ルーン占い》をプレイして、場のオーラと《ルーン陣》を貯めていく準備=セットアップが重要な試合です。
山札は70枚にして、《ダッシュ I/O》用に追加していた防御リアクションを6枚入れて戦います。《誘惑への屈服》はあまり有効ではないので2枚サイドアウトします。
試合展開は、一度ビッグターンを作るのに成功し、ライフ23点から一気に9点まで落とし込むも、そこから2回ほどハンドのかみ合いが非常に悪いターンが来てしまいました。そこでテンポを失ったところで、相手の殴り返しが強く、ライフレースにもつれこんでしまった結果ファティーグ負け。
ハンドが事故った際に、《ルーンブラッドの饗宴》をテンポを取るためにただの非攻撃アクションとしてプレイする状況が2回あったのですが、そんなプレイを2回もしたらファティーグしてしまうので、2回目の手札の際は温存して、相手の返しの妨害が弱いことを祈るべきでした。反省。
2戦目-《エニグマ》後手
順当に回って勝ち。
この環境で《ヴィセライ》を使用しての《エニグマ》には競技イベントでは6-0くらいできているので、かなり得意なマッチアップ認識にはなっています。前述のとおり、CYB型だけ苦手意識がありましたが、CYB型ではなかったので練習通りのプレイで勝利。
3戦目-《フローリアン》後手
個人的に分岐点となったと考えている試合です。
《ヴィセライ》vs《フローリアン》は《ヴィセライ》に分があるマッチです。構築にもよりますが、6-7割ほどの優位がヴィセライにあるのではないでしょうか。その理由は《フローリアン》は2-3枚などのカードを防御に使用しながら、強力な「大地」カードを1枚使用するワンアクションで切り返すことで真価を発揮するミッドレンジヒーローですが、《ヴィセライ》は前述のセットアップの動きをすることで、《フローリアン》が防御に使用する予定だったカードを腐らせることができます。また、秘術ダメージを軽減すると墓地に「大地」カードを貯めることができず、「腐解」のためのコストに苦労することになるのも楽です。
なので、ここは有利マッチ!取りたい!という思いで挑んだのですが…負けました。
敗因は2点。
①「ミッドレンジフローリアン」「亀フローリアン」といった防御的な《フローリアン》を想定して挑んだが、攻撃的なカードを増やしたサイドインをされていた
《英雄山の導き》プレイ下での《轟く暗黒のヴェール》や《ルーン的再利用》をプレイされ、思わぬ打点の高さやライフレースになる展開に困惑。防御的な《フローリアン》を想定してサイドインしていた《ルーン占い》といったセットアッププランでは強いがテンポ・防御値的には弱いカードが足を引っ張ってしまい、ライフレースが上手くいかないターンがしばしばありました。
②プレイミス
《ルーン陣》が3つある状況で、手札は《死の濁流》、《轟く暗黒のヴェール》、《骨鳴らし》、青。
墓地には赤《アークナイトの増幅》があるため、《死の濁流》→《轟く暗黒のヴェール》とプレイして秘術ダメージが通れば、《骨鳴らし》インスタントプレイから《アークナイトの増大》プレイ+浮き1リソースで武器《命刈りの刃》で攻撃可能…なので欲張って《死の濁流》→《轟く暗黒のヴェール》とプレイしたところ、相手は3点の秘術ダメージを秘術防壁で軽減しながら、頭装備《煉獄の相貌》と攻撃アクション、非攻撃アクションで防御し、手札破壊効果が誘発。《骨鳴らし》と青カードが残っている状況で手札破壊されたので、青いカードを捨てさせられて《骨慣らし》が腐る形に。
足装備も、先手を取った相手から秘術ダメージを受けるのを嫌って《虚空のルーンのブーツ》に変更していたため《呪縛の徘徊者》の能力でインスタント化して逃げることもできず…相手が4点に対して頭装備《煉獄の相貌》を出してくる可能性を想定できていない明確なミスプレイでした。欲張らずに先に《骨鳴らし》プレイして続行持ちの攻撃アクションを追放、《轟く暗黒のヴェール》プレイ→追放した攻撃アクションプレイ→武器《命刈りの刃》と動いていれば頭装備《煉獄の相貌》を避けることはできたので、痛恨のプレイミス。①の「想定した試合展開になっていないこと」による動揺もあり、冷静に判断ができていなかったなと振り返って思います。
4戦目-《ゼン》先手
明確な不利マッチ。基本的に相手が「超越」しませんように!と祈りながら戦うマッチです。
相手は《Wax off》と《Wax on》を採用していたので《禅の有様》を3回出されました。負け。
この試合自体はどうしようもありませんでしたが、1試合目と3試合目でミスってなければ勝っていて、対戦組み合わせが違えば、この対戦がなかったかもなぁと天を仰いで考えました。
5戦目-《ヴィセライ》後手
現環境の《ヴィセライ》ミラーは先手圧倒的有利。Talisharの統計では先手が58%の勝率を誇ります。
運命のダイスロールに負けて相手が先手。相手が綺麗に回って負け。天は我を見捨てたり。
その後、1日目敗退が決まっている1-4の戦績でドラフトへ。
《アウローラ》をピックして、2-1して3-5で初日落ちとなり、俺のWorlds本戦は閉幕となりました。
【振り返って思うこと】
リストもプレイも甘かった。これに尽きます。《フローリアン》相手の練習は国内で流行った「ミッドレンジフローリアン」「亀フローリアン」相手としかスパーできておらず、《英雄山の導き》を採用した攻撃的になれる《フローリアン》との練習不足が明確に出た試合でした。プレイ面はそこが大きいですね。
また、《ヴィセライ》は結果的に良い立ち位置ではなかったとこれまで書いてきましたが、Top8に1名《ヴィセライ》が入賞しています。「いやいや、《ヴィセライ》Top8に一人おるやん環境言うほど悪くなかったんちゃうの?」と思われるかもしれません。
そのTop8に入った《ヴィセライ》(Fabraryリンクはこちら)と私のリストを比較してみましょう。
比較したリンクはこちら
《超秘術のソナタ》を抜いて《銀河のソナタ》を採用しているところや、防御リアクションを6枚採用している点までは似通っており、近いところまでは来ていたんだなぁと、リストを見た時に思いました。
ですが、Top8リストの方が《隠魔の祝福》や《ルーン陣への変換》などを採用しており、よりセットアップに向いたカードを採用している点。重ね引くと強くなかったり、特定のマッチでは弱くなる《骨鳴らし》や《誘惑への屈伏》を2枚に減らしている点など、納得できるやり込みを感じるリストです。
自分のリストはLv60くらいまでは調整できていたかもしれないが、Top8のリストはやはりLv100までやり込まれているなぁと思い知らされました。
《戦争屋の外交術》や《Poison the Well》といった汎用メタカードは「《ヴィセライ》と相性悪いでしょ…今の《ヴィセライ》青ピッチもあんまりしないし…」と試してすらいなかったので、固定観念によるテスト不足を強く感じました。《戦争屋の外交術》は《ダッシュ I/O》へのファティーグの成功率を上げてくれる1枚ですし、《Poison the Well》はCYBデッキに上手く使えれば勝利がグッと近づくカードです。”CYB”エニグマに練習で0-3してるんだから《Poison the Well》を試すくらいのことはしろ!
【色々反省はしたけども】
2日目、気を取り直して参加したCalling:Osakaでは結構勝てて、10-3でフィニッシュ。18位、300ドルの賞金ゲットと、レートを+100してWorldsで破産したレートを綺麗に修復できました。
調整と練習は完璧には無駄ではなかったんだ!(本戦は良い所なしだったけども…)
【最後に】
長々とネガティブなテキストを書きましたが、Worldsはとても楽しく、Callingでもマネーフィニッシュはできた充足した3日間でした。また、Worldsに向けての練習や意見交換にお付き合い頂いた全ての方に改めてこの場で感謝申し上げます。練習なくして向上は無く、練習は一人ではできません。
次は2025年3月開催予定のCalling:神戸に向けて、研究・練習し、競技イベントの場でヒリついた戦いに身を投じるのが楽しみです。できれば、今回の反省を踏まえて、次回はより上手くやりたいですね。
以上です。お読み頂きありがとうございました。
Hiroyuki Tansei/どくいろ @fab_dokuiro
お気に入りヒーロー:《Lexi》,《Fai》,《Kayo》
お気に入りカード:《Art of War》
ホームショップ:TableGameCafe’Shuffle、TCG Shop Go Again
史上初の日本選手権で優勝。CallingTokyoTop8。日本屈指の強豪プレイヤー。手数、打点を読む洞察力が強み。アグロデッキが得意。
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