【霧隠の秘境】新セット発売直前!注目カードをCalling東京トップ8の日本人プレイヤーに聞いてみました!!

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霧隠の秘境環境直前!

ついに今週末に発売を控えた、霧隠の秘境。今回のセットから日本語版も発売するということで注目度の高いセットとなりました。

しかし、日本語化を機に始めてみたものの、どのカードが強いのかよくわからない…。

そんな人も多いと思うので、今回はCalling東京で優秀な成績を残した4人の日本人選手+αに次のセットで注目しているカードを聞いてきました!

早速紹介していきましょう!

Calling東京 トップ8 Shu Murashima選手

Foz @Foz125_
お気に入りヒーロー:《Azalea》,《Lexi》,《Dromai》
お気に入りカード:《Premeditate》, 《High Octane》
ホームショップ:Fellows(東京/新橋)
コミュ症(自称)。好きなものは猫とお菓子。

3位 《最も脆い所》 / 《The Weakest Link》

・2リソースで6点と標準的な打点が出せるカード

・防御値を持たないカードを捨てさせられるので、Art of Warや各種Aura、各種Item、Pulpping等の脅威となるカード、超越持ちといったキーカードの対策になる。

・GemやInner Chiのようなリソースも無駄遣いさせやすい。ランドマークにも効く。

・Pummelが乗る。Hit時の状況によっては宇宙。

・Agilityとも相性が良い。 例えばCommand and Conquerのような強力なOn Hit効果持ちのアタックを防がれた時などに追撃したい。

・攻撃値6なのでPopperになり、防御値が3あるのも嬉しい


2位 《悟りの段階》 / 《Levels of Enlightenment》

・青いEnlightened Strike。 本家同様、こちらも柔軟で万能かつ強力。

・青で3、この時点で合格。 素のパワーも1コス3点とまずまずで、Mysticの恩恵も受けられる。

・強いのがモード選択の豊富さ。 5、go again、1ドローのどのモードも使い勝手が良い上に、本家エンストと違い青ピッチを重ねるごとにモードを増やすことが可能。 そのまま超越に繋ぐこともできる。Zen,Nuu,Enigmaのどのヒーローにも採用できるポテンシャル。

・とにかく腐らないカード。

1位 《苦悶の束縛》 / 《Bonds of Agony》

・青いカードで0コスト4点になりうるスタッツ

・安心の防御値3

・Nuuなら容易に強化条件が達成可能(赤Biteや赤Hiss込みで7〜9点に打点が調整できるのも◯。On Hitが防ぎ辛い)

・相手がキーカードを抜かれるのを嫌って大量の手札でブロックしてきたら、このカードは0コストで3〜4枚交換ができるカードになれる

・効果も強力。0コス4点+ロボトミー効果(ハンデス+デッキや墓地の同名カード全追放)は破格の性能 ・相手に手札が無くともデッキの内容やカードの残り枚数を確認できる。 ピッチスタッキングをぐちゃぐちゃにすることも可能。

・追放効果はNuuの固有アビリティと相性がよく、このカード自体が青なのでSlither+超越からNuuのアビリティへと繋げられる

・イラストも強い

Calling東京 トップ8 Hiroyuki Tansei選手

Hiroyuki Tansei/どくいろ @fab_dokuiro
お気に入りヒーロー:《Lexi》,《Fai》,《Kayo》
お気に入りカード:《Art of War》
ホームショップ:TableGameCafe’Shuffle、TCG Shop Go Again
史上初の日本選手権で優勝。CallingTokyoTop8。日本屈指の強豪プレイヤー。手数、打点を読む洞察力が強み。アグロデッキが得意。

3位 《神秘の獣の風変え》 / 《Shifting Winds of the Mystic Beast》

《臥虎》に名前を付けれるようになる楽しいカード…ですが、テストプレイすると思ったよりやるかも?となりました。

一番強い使い方はアーセナルに置いておいて、《Bonds of Ancestry》や《Art of War》を引いた良いハンドが来た時に頭L防具《宇宙の横断/Travers the Universe》から気をサーチ。気をピッチして《神秘の獣の風変え/Shifting Winds of Mystic Beast》をプレイ。《臥虎》を《Descendent Gustwave》指定→《Bonds of Ancestry》プレイして《Bonds of Ancestry》サーチ→《臥虎》を《Descendent Gustwave》指定…
を《臥虎》と墓地とデッキの《Bonds of Ancestry》が尽きるまで繰り返せます。

ややロマン寄りなのは否めませんが、面白いカードだと思ったのでご紹介させて頂きました。


2位 《色鮮やかな力線》 / 《Prismatic Leyline》

赤黄青と攻撃することで、0コストでトータル+6点できるバリューカードです。
《Rain Razors》かもしれねぇ。

赤黄青のカードをプレイするハードルはあるものの、Comboによる連続攻撃を得意とする《Zen》,《Katsu》なら無理なく条件を達成できることも多いです。

かつ黄色の防御値3なので、強く使えないターンも防御かピッチに使用できます。偉い!

この手の1ターンの攻撃が大きくバフされるカードは好みです。


1位 《苦悶の束縛》 / 《Bonds of Agony》

《Nuu》や《Uzuri》で使用できるパワーカードです。

《Nuu》側の手札が3-4枚ある状態で《苦悶の束縛》をプレイされると

①《ただの傷》や《毒の嚙みつき》などで打点が伸びるパターン
②超越をプレイされて新頭L防具《繰り返す悪夢の仮面》により手札を攻めてくるパターン
③《這いずり》による続行を付与されて次に《Command and Conquer》等、本命の攻撃か来るパターン
の3種を想定しなければいけなく、相当防御リアクションが入っているデッキじゃなければ全て対応しきるのは困難です。

かつ、ヒットした際の能力は余りに強力。
手札に加えてデッキから同盟カードを追放できるので、《Bloodrush Bellow》《Lumina Ascension》などが3枚追放されるとそれだけで勝ち筋を失うヒーローも一定数います。
シャッフルによりピッチスタッキングが崩壊する点や、単純に赤いカードを追放されるだけでもファティーグしやすくなる点も強力!

今後撃たれるだけで苦い顔になること間違いなし。撃つ側は楽しいこと間違いなし。

Calling東京 トップ8 Ryosuke Urase選手

lighdar @lighdar_mtg
お気に入りヒーロー:《Dromai》,《Kassai》
お気に入りカード:《Sink Below》
ホームショップ:Tokyo fab
はじめて1か月でProQuest準優勝、半年でGold Foil3枚獲得のち、Calling Tokyo top8。元MtGシルバーレベルプロ。

3位 《最前線の稜堡》 / 《Battlefront Bastion》

リミテッドで猛威を振るったカードですが、構築でも出番があるのではないかと期待しています。

悪くない攻撃性能と柔軟な防御性能を合わせ持つため、赤は打点として、黄色はpopper枠として、青はWarmonger’s DiplomacyやRipple Awayなどと並ぶ汎用的な選択肢の一つとして使う場面がありそうです。

Fyendal’s Fighting Spiritに近いですね。選択肢として頭の隅に入れておきたいカードです。


2位 《ゴールドメインの地所の訪問》 / 《Visit Goldmane Estate》

青の防御値3カードであるにもかかわらず、表現価値がおかしいです。

対Warriorなどマッチアップによっては金貨トークンが出し放題なこともあるので、 ゲーム後半に剛力トークンを平気で5~6個出している光景が容易に想像できます。ほぼCastbonesですね。

もちろんKayoなど金貨トークンを出しづらいマッチアップでは有効ではないですが、青で防御値3のため、足を引っ張ることはないでしょう。

ちなみにCrown of DominionとAurum Aegisを装備しておけば、1ターン目から剛力トークンを出すこともできます。


1位 《悟りの段階》 / 《Levels of Enlightenment》

青の防御値3カードであるにもかかわらず、表現価値がおかしいです(2回目)。

単純に使っても1コスト5点とCensor並みの性能は出せますし、青を2枚以上ピッチしている状態であればバリューは跳ね上がります。

たとえばゼンで、青ピッチして悟りの段階プレイ→解決前に超越インスタントをプレイ→ヒーロー能力起動 と動けば、悟りの段階の解決時には青を2枚ピッチしているので、超越の起点となりつつ5点続行となります。

Calling東京 トップ8 Yoshiki Mizutani選手

愛知の狂犬BigBlanka @VickeBlankaHS
お気に入りヒーロー:《Katsu》,《Fai》,《Zen》
お気に入りカード:《Bonds of Ancestry》
ホームショップ:名古屋大須のカードショップ「DiceRoll」ダイスロール
Dog Mask Guyこと愛知の狂犬Big Blanka。基本的に白い犬の被り物を被り写真に写るためネタキャラと扱われがちだが、独創性の高いデッキ構築能力やセンス光るプレイは本物。

前置き:Ninja使いの視点から3枚選びました。

3位 《宇宙の横断》 / 《Traverse the Universe》

現在のCCのNinjaで多く採用されているMask of the Pouncing Lynxがアタック2以下しかサーチできない。しかし、このカードは「なんでもcombo(サーチした内なる気でZen起動)+虎+防御値2」となるのでZenのBigターンを支える1枚になるのでは?


2位 《風のチャクラ》 / 《Wind Chakra》

リミテッドで注目の1枚!超越用の青は軒並み1〜2点の仕事しかしない中でこのカードは+3点。さらに防御値が3で腐らない ドラフトでは早めのピックを検討できる優秀な1枚


1位 《神秘の教義の折本》 / 《Orihon of Mystic Tenets》

条件付き4コストで使いにくそうに見える1枚だが、同じく新パックの胴体装備Twelve Petal Kasaya十二花弁の袈裟と組み合わせることで2枚で3ドローできる。Zenの強欲な壺

聞きやすいのでついでに聞いたギロチンカッター選手

ギロチンカッター @guillotine_mito
お気に入りヒーロー:《Uzuri》,《Ira》
お気に入りカード:《Codex of Frailty
ホームショップ:TCG Shop Go Again
犬が好き。

3位 《ミラガイの顕現》 / 《Manifestation of Miragai》

エニグマspecializationと言っても良いほどのパワーカード。気ピッチによるプレイに成功すると8点続行に加え、4点軽減、合計で12点の表現価値になる化け物カードです。

さらに、《星霊の食刻/Astral Etchings》などで+1カウンターを増やせば能力との相乗効果により表現価値は倍々となります。うっかりこのトークンが返ってくればイージーウィンすることが出来るでしょう。エニグマをプレイする予定の方は早急に3枚揃えましょう!


2位 《悟りの段階》 / 《Levels of Enlightenment》

Mysticヒーローはこのカードを3枚採用するところからデッキ構築が始まるのではないでしょうか。

青いカードがピッチゾーンにあるほどモードが増えていくカードで、能力は《Enlightened Strike》由来のもの。軽く打てる続行持ちのカードは超越との相性が良く数多く採用したいのですが、このカードは自身が青でかつⒹ3であることからストレスなく3枚採用することが出来ます。

モード2個以上選択からは青でありながら平均以上の表現価値を発揮するのでとんでもないカードです。

新ヒーローをプレイする予定の方はとりあえず3枚揃えましょう!


1位 《惹きつける予後》 / 《Persuasive Prognosis》

このカードはAssassinクラスを一つ上のステージに上げることになるでしょう。見た目1ですが、ヒットに成功するとゲイン2点、ハンデス1枚(3点)、トップバニッシュにより合計6点以上の表現価値を期待できる化け物カードです。

ブロックされること間違いなしですが、ブロックさせてからがAssassinの本領発揮です。得意のアタックリアクションを用いてうまくヒットさせましょう。

Assassinは大体フルテイクされて数字だけのゲームをされることを嫌いますが、このカードはゲームをAssassinのテンポさせることに大きく貢献します。Assassin使いは必ず3枚抑えましょう!!!

最後にしれっと、この中に割り込んだおかゆさま選手

おかゆさま @okayusama
お気に入りヒーロー:《Kano》,《Azalea》,《Lexi》
お気に入りカード:《Blazing Aether》
ホームショップ:TCG Shop Go Again
史上初の日本選手権でTOP4。Battle Hardened東京でもTOP4。調整チーム「OkayuPirates」船長

3位 《繰り返す悪夢の仮面》 / 《Mask of Recurring Nightmares》

確実に《内なる気》を相手の手札1枚と交換できるので、相手が手札を2枚防御に使ったときに起動できれば相手の手札を1枚にすることができる。

対面しているヒーローが防御時に立てた次のターンのプランを破壊できるのだが、攻撃時には相手から超越カードが見えない状況が多いため対処が難しい。戦術の根幹をなす1枚。


2位 《影の地の恐怖》 / 《Shadowrealm Horror》

ついに《Levia》待望のGo againを持ったカードがやってきた。

スペックが標準以上にも関わらず、3枚追放できたときに得られるメリットがヤバイ。Shadow BruteのカードにはⒸ1で6のカードも多いので青1枚から13点出ることを考えると、とんでもなさがわかりやすいだろう。


1位 《ほんの切り傷》 / 《Just a Nick》

「カードを2枚使ってるから、青の1が6になっても大丈夫!ついでにデッキトップも追放してもヨシ!」ではない。

今回青のMajesticをはじめとして《問題の拡大》など、隠密を持ちながら攻撃リアクションで強化するに値するカードが大量にあるので上昇値が高い上にⒸ0で使用できるため予想以上に使い勝手が良く、そして強い。

これがあるおかげでデッキの大半が青カードでありながらダメージレースもでき、相手の予想外のパワーになるため防御が難しい。

おわりに

Heavy Hittersに続き、霧隠の秘境でもプレイヤーの皆さんに注目のカードを聞いてきました。

ついに霧隠の秘境は今週末、5月31日(金)に発売!新ヒーローの登場で環境がどう動くのか気になるところです。

そしてTCG Shop Go Againでは霧隠の秘境のシングルカードを準備中!今回紹介したカードも販売予定ですので、準備ができるまでもうしばらくお待ちください!

TCG Shop Go Again 霧隠の秘境 販売ページはコチラから!

また次回の新セットでも注目カードを紹介予定です。次はあなたに聞きに行くかもしれません。

是非コメントで注目しているカードを教えてください!

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