Fai / Fai, Rising Rebellion
今回は「Uprising」より「Draconic」「Ninja」クラスの《Fai》を紹介します。
《Fai》は「Volcor」出身の「Draconic」「Ninja」。
「Draconic」と「Ninja」はどちらも連続攻撃が得意。これらを掛け合わせた《Fai》は怒涛の連続攻撃から大ダメージを叩き出すのがとても得意なヒーローです。
ヒーローを6つのステータスで可視化してみました。《Fai》は圧倒的な手数とアタック力を生かした戦い方をするヒーローです。代わりとしてディフェンス力と対応力は低いですが、大ダメージターンの爆発力は目を見張るものがあります。連続攻撃でダメージを出すタイプのため、防御力の高いディフェンスリアクション等で対応することは難しいです。そのためファティーグを狙うデッキなどにも強い攻撃的なヒーローとなります。
Faiの能力
《Fai》
Ⓘ4 / Ⓛ20
あなたはゲームの開始時、《Phoenix Flame》をあなたの墓地に置いてもよい。
インスタント(1ターン1回制限)― ⓇⓇⓇ:あなたの墓地から《Phoenix Flame》を1枚あなたの手札に戻す。この能力のコストはあなたのコントロールしているDraconicチェインにつきⓇ少なくなる。
Draconic Ninja Hero – Young
《Fai》はゲーム開始時に《Phoenix Flame》を1枚墓地に置いた状態でゲームを開始することができます。
《Phoenix Flame》
Ⓟ0
あなたが2つ以上のDraconicチェインリンクをコントロールしているなら、これはⓅ+1を得る。
Go again
Draconic Action – Attack
《Phoenix Flame》は通常はⓅ0のカードですが、自身がDraconic属性を持っているので他のDraconicのカードがチェインリンク上にあればDraconicチェインが2となり、Ⓟ1のアタックとして攻撃することができます。
Flesh and BloodにおいてⓅ1のアタックは完全に防ぐことが難しい攻撃です。仮に防具がなく手札にⒹ3のカードが4枚ある場合、Ⓟ3のアタックとⓅ1のアタックでは同様にカード1枚を使うからです。これの次にもアタックされることを考えた場合《Phoenix Flame》のⓅ1にカードを使う場合ではないことがほとんどのため、ダメージが少しずつ蓄積して危険水域まで相手を追い詰めることができます。
さらに《Fai》はヒーロー能力を使うことで毎ターン《Phoenix Flame》を手札に戻し、アタックすることができます。能力の起動コストはDraconicチェインリンクの数だけⓇが軽減されるため出来るだけDraconicチェインリンクを稼ぎ、低コストで能力を起動できるようにしましょう。
Faiと戦闘チェイン
《Fai》に関わる以上覚えておきたいのが、「チェインリンク」と「Draconicチェイン」です。
チェインリンクは戦闘チェインにあるアタックの数だけ増えていきます。ターンの最初に《Head Jab》で攻撃したなら、《Head Jab》はチェインリンク1の攻撃です。それに続き、《Ronin Renegade》で攻撃した場合、これは2回目の攻撃なのでチェインリンク2の攻撃ですが、さらに《Ronin Renegade》は「Draconic」の属性を持っているので、チェインリンク2の攻撃でもあり「1つ目のDraconincチェインリンク」の攻撃でもあります。
少し難しように感じますが、簡単にアタックの数がチェインリンクの数、その中で「Draconic」の属性を持つものはDraconicチェインリンクでもあると覚えておきましょう。
Faiと相性の良いカード
連続攻撃の要、「Go again」。「Draconic」「Ninja」クラスであり、Go againを持つアタックアクションカードはとても多く存在しています。その中でもⒸ0でGo againを持つカードは取り回し易く、どんな状況でも攻撃の先陣を担ってくれます。
Ⓒ0のアタックアクションカード達
ただし、Ⓒ0のアタックアクションカード達はⒹ2だったり、Ⓟ3でカード1枚で防がれてしまうのでコストパフォーマンスが高いとはいえません。そんな中でコスパがいい代わりに少し条件を必要とするのが、Draconicチェインを参照してGo againを持つアタックアクションカードです。
これらを多くデッキに入れてしまうと、満足に動けない状態になってしまうこともありますが、うまく使いこなすことができれば攻防で活躍してくれるカードになります。
特に《Blaze Headlong》は「Ninja」のカードではありませんが、DraconicチェインさえあればⓅ4のGo againアタックアクションカードとして運用できるため非常に強力です。
これらのアタックアクションカードや、《Fai》の能力でチェインリンクを稼ぐことができたら「Rapture」を持つアタックアクションカードで大ダメージを与えましょう。
《Lava Burst》
Ⓡ0 / Ⓒ0 / Ⓟ2 / Ⓓ3
Rapture – これがチェインリンク4以上でプレイされたなら、これはⓅ+3を得る
Draconic Action – Attack
「Rapture」はチェインリンクを参照する能力なので、《Phoenix Flame》やアタックアクションカードでチェインリンクを稼ぎやすい《Fai》にとって使い易いカードです。アタックの過程でチェインリンクは勝手に伸びていくので、《Lava Burst》は条件の割にⒸ0でⓅ5で攻撃できてお得です。
Fai Specialization
今回はFai Specializationの中から《Rise Up》を紹介!
《Rise Up》
Ⓡ1 / Ⓒ1 / Ⓟ3 / Ⓓ3
Dromai or Fai Specilization
Rupture – これがチェインリンク4以上でプレイされたなら、これはdominateとⓅ+Xを得る。Xはあなたのコントロールしている《Phoenix Flame》の2倍に等しい。
Draconic Action – Action
《Rise Up》は《Phoenix Flame》が戦闘チェインにある分だけ攻撃力の上がるフィニッシャーです。《Phoenix Flame》が2枚あるとなんとⓅ7+Dominate!3枚あればⓅ9!条件が厳しい分ダメージ効率も凄まじいです。
これを上手く使うには《Phoenix Flame》をヒーロー能力だけでプレイしているだけでは難しく、他のサポートカードを使う必要があります。
Phoenix Flame 関連カード
これらはデッキや墓地から《Phoenix Flame》を手札に加えるカードです。多少条件のあるものもありますが、上手く使いこなして《Rise Up》の大ダメージを狙いましょう!
まとめ
①連続攻撃がとにかく得意!Go againをつないで連続攻撃を仕掛けよう!
②戦闘の締めは「Rupture」!チェインリンク4以上につないで大ダメージ!
③ヒーロー能力や武器を上手く活用してチェインリンクの繋げ方を覚えよう!
④やられる前にやれ!連続攻撃主体のアグロヒーローを探している人にオススメ!
今回は《Fai》を紹介しました。連続攻撃をメインにしている「Ninja」の中では安定感があるヒーローでもあるので、再現性の高い攻撃力を発揮してくれるヒーローです。
同じDraconicのヒーローに《Dromai》がいますが、FaBにしては珍しくかなり関連性の高いヒーロー同士なのでストーリーを追ってみるのも面白いです。
とにかく連続攻撃と攻撃力にフィーチャーしたヒーローなので、防御より攻撃主体にゲームを進める人にはかなりオススメのヒーローになっています。
ご拝読頂きありがとうございました。
「TCGShop GoAgain」では今回ご紹介した《Fai》のオリジナル構築済デッキを安価で販売しております。買ってすぐ《Fai》の楽しさを堪能頂ける内容となっておりますので《Fai》が気になった方は是非チェックしてください。
みんなのコメント
コメントはまだありません
コメントを残す
「コメントを送信」ボタンを押すとガイドラインに完全に同意したものと見做されます。
規約に違反する書き込みは削除・編集が行われる可能性がございますので何卒ご了承ください。