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霧隠の秘境(Part the Mistveil)の新ヒーローが発表!
プロツアーロサンゼルスのレセプションパーティで「霧隠の秘境」の新ヒーローの情報が公開されました。今回はクラスやヒーロー能力もすべてが公開されたので現時点での相性の良さそうなカードや戦術面についても解説していきます。
各ヒーローに登場するⒸ(青色のリソースマーク)は気(Chi)という新要素で、特定の手段でしか得ることのできないリソースのようです。
ヌゥ / 誘惑の欲望、ヌゥ
英語版 Young / Adult Hero
《誘惑の欲望、ヌゥ》
ⓘ4 / Ⓛ40
隠密を持つあなたの攻撃は「このチェインリンクを解決したとき、これを防御しているすべてのアクションカードを追放する」を得る。
インスタント ― ⒸⒸⒸ:対戦相手のヒーロー1人のデッキの一番上のカードを見る。それが青である場合、あなたはそれを追放してもよい。ターン終了時まで、あなたはそのヒーローの追放ゾーンにある青のカードを、それのⓇコストを支払わずにプレイしてもよい。
神秘・暗殺者・ヒーロー
戦術予想
《ヌゥ》は「暗殺者(Assassin)」クラスらしく、相手のデッキのカードを追放することでアドバンテージを獲得する能力を持っています。相手のデッキを追放して青カードのコストを支払わずにプレイできるので、青の強いカードがデッキに多い「Guardian」クラスや「Brute」クラス相手は戦い易そうです。誘惑に弱そうなクラスに強いのはフレーバー通りかもしれません。
隠密(Stealth)に防御カードを追放する能力を付与できるのですが、既存の隠密のカードはgo againもなく、Ⓟも低いカードなので、もう少し防御を強いるような新規カードが出そうです。
色気で相手を誘惑するタイプなので、武器もdaggerではなくSpecializationの武器が出るかもしれません。ダメージで相手を追い詰めるというより、デッキを効果的に追放して相手を弱らせた後に倒すヒーローのように見えます。
相性の良さそうな既存カード
ヒーロー能力を使えばインスタントで相手のデッキの一番上の青カードを追放できるので、追放に関連する効果のカードとは相性が良さそうです。「Contract」を持つカードはコンバットチェインに存在すればカードが追放されるたびにSilverトークンを生成する可能性があるため使い易そうです。
「Dynasty」の暗殺者クラスの汎用的なアタックリアクションのカードは攻撃を通すために使ったり、Temper持ちの防具に使ったりと使い勝手がいいため、《ヌゥ》でも使いそうです。
あとは高レアリティカードは強さが保証されているカードが多いのでそのまま使う可能性があります。ただ、相手のカードを使うことを重視してデザインされている場合、自分のカードを使いまわすことがあまり強い行動ではなかったり、使うカードが暗殺者クラスのカードでない場合もあるので先行して集める場合は注意してください。
必要か、よく考えてから集めよう
エニグマ / 祖先の記録者、エニグマ
英語版 Young / Adult Hero
《祖先の記録者、エニグマ》
ⓘ4 / Ⓛ40
各ターン、あなたの最初の霊気の盾の攻撃は、起動するコストがⓇ少なくなる。
ターン1インスタント ― ⒸⒸⒸ:+1Ⓟカウンター1個が乗った霊気の盾トークンを1つ作成する。
神秘・幻術氏・ヒーロー
戦術予想
《エニグマ》の起動型能力は、Soulがいらなくなった代わりにコストが重くなり+1カウンターがおまけでついてきた「Monarch」の《Prism》のような能力です。《霊気の盾(Spectral Shield)》には攻撃する能力がないので、武器でアタック能力を付与して戦うことになりそうです。
常在型の能力も気になるところで、《Luminaris》のような効果で、アタック時にⓇが必要な武器が出そうです。《Prism》のAuraカードと《Spectral Shield》で戦う部分だけが分離されているようなヒーローかもしれません。
幻術士(Illusionist)クラスは各ヒーローが強力な個性を持っているパターンが多く、今回も神秘・幻術士クラスのカードの中で強烈な個性を持ったヒーローになるかもしれません。どちらかというと《Prism》に似たようなヒーローのデザインのため武器の性能も気になるところです。
相性の良さそうな既存カード
ヒーロー能力から、《霊気の盾(Spectral Shield)》で攻撃しそうなので関連したAuraカードは引き続き使いそうです。おそらく「Phantasm」も続投するため《Passing Mirage》も使いそうなことを考えると、Auraで攻撃できるとなった場合は青の汎用Auraカードは全体的に相性が良さそうです。
Auraを使うなら、《Miraging Metamorph》は活躍するかもしれません。ヒーロー能力で《霊気の盾》を生成できるので、Phantasm誘発のスタックでヒーロー能力を起動することで《霊気の盾》を増やすことができます。
あとは既存の《霊気の盾》関連のカードは使うかもしれません。ヒーロー能力では+1Ⓟカウンターがわざわざ乗って生成されるのが少し不安ではありますが、相性の良いカードではありそうです。
ゼン / 目的を手懐ける者、ゼン
英語版 Young / Adult Hero
《目的を手懐ける者、ゼン》
ⓘ4 / Ⓛ40
ターン1インスタント ― ⒸⒸⒸ:あなたの手札に臥虎を1枚作製する。あなたのデッキからコンボを持つカードを1枚探し、それを追放し、その後シャッフルする。このターン、あなたはそれをプレイしてよい。
神秘・忍者・ヒーロー
戦術予想
《ゼン》はⒸⒸⒸ支払うことで、《Katsu》の効果におまけで《臥虎(Crouching Tiger)》がついてきます。《Katsu》は手札にいわゆるコンボ始動のアタックアクションカードが必要でしたが、《ゼン》の場合はヒーロー能力を起動するコストさえ捻出できれば《臥虎》関連のコンボカードを探してくることで始動のアタックアクションカードと、コンボ先が用意できます。
現状《臥虎》をサポートするカードはそこまで多くないのですが、《Fai》のように《ゼン》も神秘・忍者クラスのカードや装備品に《臥虎》のⓅを上げてくれるものがありそうです。コンボサーチと《臥虎》による細かいⓅの連打になりそうなので、《Fai》と《Katsu》の両方の良いところが合わさったヒーローになりそうです。
相性の良さそうな既存カード
まずは既存の《臥虎(Crouching Tiger)》関連のComboカードは何枚か使うことになりそうです。多人数戦用の構築済みセットの「Round the Table」にも《臥虎》関連のカードが多いのでチェックしておきましょう。
ヒーロー能力から、「コンボ」カードを使うことは確定しているため、《Katsu》で強さを発揮している《Decendent Gustwave》からつながるコンボカードは《ゼン》でも使うかもしれません。 ただ、神秘・忍者クラスとの枠の兼ね合いがあるのと、どうしてもコンボカードをサーチしてくるのにコストがかかってしまう関係上、《Surging Strike》まで入れるかどうかは怪しいです。
あとは汎用的な忍者クラスのカードはデッキタイプによって使いそうです。ヒーロー能力を使えれば《臥虎》とコンボカードで2枚の攻撃手段が手に入るため、攻撃回数をさらに増やせる《Double Strike》は使い勝手が良さそうです。この能力はコストを多く使うことから、デッキ構成がⒸ0のカードが多くなりそうです。そうなると汎用性の高い《Hundred Winds》のコンボルートも使うかもしれません。
まとめ
今回は新セット「霧隠の秘境」の3名の新規ヒーローについて紹介しました。どんなヒーロー達なのかまだ未知のことが多いですが、とても楽しみですね。
皆さんの新ヒーローの予想や他に役に立ちそうなカードがあれば是非コメント欄にて教えてください。
新セットのカードは、正式にプレビューが始まるのは5月11日からですが日本では構築済みの早期体験イベントも開催されるので5月10日にはある程度のカードとヒーローのコンセプトが明らかになります。
World Premiere、Calling東京と日本でのFlesh and Bloodのイベントから盛り上がりを見せる期間なので、Go Again Mediaも精一杯盛り上がりに貢献できるようにチャレンジしていきたいと思います。
ご拝読頂きありがとうございました。
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