Lexi / Lexi, Livewire
今回は「Tales of Aria」より「Elemental」「Ranger」クラスの《Lexi》を紹介します。
《Lexi》は「Aria」の「Volthaven」出身の冒険家。
苛烈な攻撃を得意とした「Lightning」と相手の行動を縛る「Ice」の2つの属性を併せ持っています。
※2024年3月18日現在CC Living Legendに指定されているヒーローです。CCでは使用できないのでご注意ください。
ヒーローを6つのステータスで可視化してみました。《Lexi》はRangerの強力なArrowとヒット時の効果を持ちながら、IceとLightningがそれぞれ妨害と攻撃面のサポートをしてくれるヒーローです。なのでステータス面ではそこまで他のヒーローに比べて優れているとはいえません。パワーやディフェンスの数値よりも強力な効果を活かす戦い方が得意です。カードプールが広く、特定の効果に特化したデッキタイプが多く存在します。
Lexiの能力
《Lexi》
Ⓘ4 / Ⓛ20
Essense of Ice and Lightning(あなたはIceとLightningのカードをデッキに入れてもよい。)
アクション(1ターン1回制限)― あなたのアーセナルにある裏向きのカードを表向きにする:これがLightningのカードであるなら、このターンあなたの次のアタックはgo againを得る。これがIceのカードであるなら、対象のヒーローのコントロールでFrostbiteトークン1つを生成する。Go again
Elemental Range Hero – Young
《Lexi》は「Elemental」属性を持つ「Ranger」クラスです。LightningとIceの2つの属性のカードをデッキに入れることができますが、基本的にはRangerなので弓と矢を使って戦います。
「Ranger」クラスはアーセナルに矢をつがえて戦うので、《Lexi》の能力もアーセナルに関連したものになっています。
アーセナルに置かれた裏向きのカードを表にすることで、Lightningなら次のアタックにGo again、Iceなら相手を妨害するFrostbiteトークンを生成します。
《Frostbite》
あなたのコントロールするカードと能力を起動するためのコストは追加でⓇを必要とする。
エンドフェイズの開始時か、あなたがカードをプレイするか能力の起動をしたとき、これを破壊する。
Elemental Token – Aura
能力の起動に際し、アーセナルの裏向きのカードを表にするだけなのでⓇなどの必要なコストがありません。事前にアーセナルにカードを置く必要こそあれどほぼノーコストでgo again付与や妨害が行えるのでコストパフォーマンスに優れた能力です。
Fusion
「〇〇 Fusion」はElemental属性のカード特有のキーワード能力です。カードのプレイに際し、手札から指定された属性のカードを相手に見せることで追加の効果が発生します。Fusionしたカードを「Fused」と形容することから、Fuseと言われることもあります。
Lightning Fusion → Lightningカードを見せると攻撃的な追加効果
Ice Fusion → Iceカードを見せると妨害系の追加効果
手札に特定の属性のカードを要求するので、デッキの構築や手札のヒキ次第で強さが変動するカードです。ElementalのカードやLigtning、Iceのカードをそれぞれ同じ数入れてしまうと上手く「Fuse」することができません。そのため《Lexi》や他のElementalヒーローはIce型やLightning型など特定の属性に寄ったデッキ構築をすることが多いです。
Lexiと相性の良いカード
まずはLightningで1ターンで大量の矢を放つために相性が良いのが《Snap Shot》です。
《Snap Shot》
Ⓡ1 / Ⓒ0 / Ⓟ4 / Ⓓ3
Lightning Fusion(これのプレイに際し、追加コストとしてあなたの手札からLightningのカードを公開してもよい)
これがFuseしていたなら、あなたはあなたのコントロールしているbowの能力をこのターン、インスタントのように追加で起動してもよい。
Elemental Ranger Action – Arrow Attack
《Snap Shot》は「Lightning Fusion」を持ち、プレイの際に手札からLightningのカードを公開することができればBowの効果を追加で、さらにインスタントのように起動することができます。
RangerクラスはBowの起動回数が限られる関係で1ターンに複数回Arrowカードで攻撃することが難しかったのですが、《Snap Shot》を使うことでリソースがある限りBowの効果でArrowをアーセナルに置くことができます。
Rangerクラスには《Death Dealer》という、アーセナルにカードを置いて、1ドローができるBowがあるのでこれを複数回使うことでより多くの攻撃が可能です。
《Death Dealer》
アクション(1ターン1回制限)― Ⓡ:あなたのアーセナルにカードがないなら、あなたは手札からarrowカードを表向きでアーセナルに置いてもよい。そうしたなら、カードを1枚引く。
Ranger Weapon – Bow(2H)
《Snap Shot》自体はGo againを持ちません。しかしBowの効果をインスタントのように起動できるので、Bowの効果がGo againを持っていればアクションポイントが増えます。《Death Dealer》であれば、1枚カードを引く効果で《Snap Shot》を引き続ければリソースの続く限り攻撃し続けることも可能になります。
多くの攻撃よりも相手の行動を縛るタイプが好きな方にはIce FusionのArrowがオススメです。
「Ice Fusion」を持つカードはアタックのヒット時に、相手にリソースを支払わせたりや相手にカードを捨てさせる効果を持ちます。さらに、これらはアタックがヒットしたときに誘発するものが多く、Fuseしたカードと同じCombat Chainでさらにアタックがヒットすれば追加で効果が誘発します。
《Lexi》は「Elemental Ranger」ですので、もちろん「Ranger」クラスのカードを使うこともできます。
「Outsiders」の強力なArrowはFusionのように強さにムラがなく常に一定の強さを発揮してくれるため使いやすいです。
《Lexi》はElemental,Lightning,Ice,Rangerと多くのカードが使える影響でデッキのタイプがとても多いです。個人の好みにあわせてバランスを変えることができるので色々なカードを試してみてください。
Lexi Specialization
今回はLexi Specializationから《Light it Up》を紹介します。
《Light it Up》
Ⓡ2 / Ⓒ1 / Ⓟ4 / Ⓓ3
Lexi Specialization
Lightning Fusion
これがFuseされていたなら、これは”これがヒーローにヒットしたなら、1点のダメージを相手がコントロールしている装備品の数だけ与える”を持つ。
これがヒーローに相手がコントロールしている装備品の数以上のダメージを与えたなら、相手の装備品は次の相手のターン終了時まで能力をすべて失い、効果を起動することができない。
Elemental Ranger Action – Arrow Attack
《Light it Up》はLightning Fusionを持ち、条件はあるものの、相手の装備品の効果を失わせる効果を持ちます。相手の装備品の効果には戦闘の補助をしたり、相手ヒーローの特性に合った爆発力を追加する効果が多いのでそれらの効果を消すことで防御が不安な「Ranger」クラスの防御面を補っています。
危険な装備品を封印!
相手の装備品の数以上のダメージを与える必要はありますが、Lightning Fusionさえできればヒットするだけで効果の条件を達成できるので、Lightningを主体とするデッキには入れておくと自衛とダメージ源を兼ねるカードとなります。
まとめ
①Lightning and Ice!攻めのLightningと妨害のIceを使いこなそう!
②欲張り構築は難しい!LightningかIceどちらかをメインにデッキを構築!
③カードプールが広いので個人の好みの構築が可能!人によってデッキが全然違う
④Lightning主体で強力なArrowをたくさん連打したい人やIce主体で相手の顔が歪めたい人にオススメ!
今回は《Lexi》を紹介しました。残念ながらLiving Legendに指定されていますのでCCでは使えませんが、Blitzフォーマットや他のカジュアルフォーマットでは使用可能です。
デッキタイプが豊富でFuseを活かして戦うLightning型、Ice型。Fuseせずに「Outsiders」で登場した強力なArrowを主体としたNon Fuse型などがあります。
Rangerは好きだけど、もっとたくさん攻撃したいと感じた人や、攻撃をしながら妨害を中心として戦いたい人には向いているヒーローなので興味を持った方は是非プレイしてみてください!
ご拝読頂きありがとうございました。
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