GoAgainMediaに記事を寄稿させて頂いています、初代日本選手権優勝者のどくいろ(@dokuiro_mtg)と申します。HVYシーズンのRoad to Nationalsで2回《Kayo,Armed and Dangerous》を使用し、準優勝、4位と好成績を残すことができたので、Kayoについての解説記事を執筆します。また、前提としてCalling;Hartford(2024/2/3開催)で11-0で優勝という素晴らしい結果を出し、かつサイドボード含めてリストを公開された偉大なプレイヤーYuki Lee Bender氏のリストをベースに調整したリストになります。
1.Kayoの特徴
℗6以上のAA(アタックアクション)を捨てた際にMightトークンが出る効果を活かして、Mightによる℗+1の効果でライフレースを優位に進めることができる、Blitzでかつて活躍したIraに近い性質を持ちます。
手札2枚をブロックに使用して、残り2枚でアタックするミッドレンジ的な立ち回りと、Agiltyが出てるターンには手札4枚を使い1ターンに18点を出すようなアグロ的な立ち回りができるため、それらをスイッチしながら戦うアグロ/ミッドレンジです。Bruteらしからぬ安定性と、ゲームを通して出る高めの打点を持つため、LexiやFai、Iraを使って愛好した経験があるプレイヤーや、幅広いデッキと戦える攻めっ気を持つデッキを使いたいプレイヤーにおすすめです。
2.環境での立ち位置
リストにより若干の変動はありますが、Warrior系やUzuri以外には五分~微有利と幅広く戦えるのが魅力です。
3.デッキリスト
Fabraryのリンクはこちら
メインデッキ54枚は殆どのマッチアップで増減させないカードになります。《Runner Runner》は稀に減らします。
4.主要カード解説
装備品
武器は《Mandible Claw》、装備品は以下4種が基本の装備となります。
頭装備《Scowling Flesh Bag》は相手のリソースが0で手札1枚、アーセナル1枚のような「この状況で相手の手札をIntimidateすれば、何もできなくなりエンドしそうな状況」で使用することができれば6-7点分のバリューを出すことができる非常に強力な防具です。相手ヒーローによって強く使える状況は違うので、練習して、ベストなタイミングでブロックに使えるように慣れていきましょう。
例としては、Kassai相手なら相手が手札2枚から青ピッチして武器で攻撃してきた場合、《Blade Runner》などのアタックリアクションでgo againを付与しようとしている可能性が高く、《Scowling Flesh Bag》を使うことで次の武器による攻撃を防げることが多いです。他、Faiが《Art of War》をプレイしたターン、Katsuのコンボターンや、「Brute」が《Bloodrush Bellow》をプレイしたターンなどのビッグターンに使用することで相手の打点を大きく削ぐことができます。
腕装備《Apex Bonebreaker》はブロックに使い、Mightを出した返しのターンに《Command and Conquer》や《Send Packing》などをプレイできれば、ブレイクポイントによるHit時効果の攻撃ができるため非常に強力です。ただ、そこに固執せず臨機応変に、相手のHit時効果やDominateのアタック等を防ぐためにブロックに使用するのも大切です。
足装備《Scabskin Leathers》の能力は基本的に使用しません。《Gambler’s Gloves》を装備するマッチや、先手でやることがない状況、Fatigue寸前だったりライフ差がついてしまい追いつめられた状況などくらいに絞りましょう。特に「《Scabskin Leathers》で4以上の目が出たら強い動きができるな…」ということを期待して手札のカードを残して相手の攻撃を通すのはやめましょう。出ません。
では以降、メインデッキの中の主要カードについて解説していきます。
《Cast Bones》
Kayoをプレイする理由であり、最大のバリューを出せば0コスト1枚でMight6つ+Agiltyで7-8点相当の表現価値を発揮する化け物カードです。
強い理由は
・「表現価値が凄い」
・「次のターンの合計ダメージを一気に上げることでGaurdianなどがFatigueを狙うのを許さない」
・「先手で最強クラスのアクション」
等。ただ、無条件に強いわけではなく、
・「デッキを℗5以上AAで固めて構築する必要がある」
・「go againが無いため綺麗にプレイするのに結構ハードルがある」
・「あくまで次ターンの出力を上げるカードなのでライフに余裕がない展開ではプレイにリスクがある」
・「ランダム性故たまにMight4つ出して終わる」
等の弱点はあります。基本的に《Cast Bones》からMightを安定して5-6枚出すためにはデッキの90%程を℗5以上のAAで構築する必要があります。特に、デッキを半分ほど消費しても《Cast Bones》や《Bloodrush Bellow》を引いていないような状況でドローした場合、プレイしても大体Might3-4枚しか出してくれないので、諦めてブロックに使用する決断も必要です。また、以下のようなハンドを引き、相手が特にアタックをせずにターンが回ってきたような場合は、《Cast Bones》のプレイを諦め、《Cast Bones》と青いカードをピッチして《Wild Ride》をプレイすることも多いです。パワーカードですが、プレイすることに固執すると動きが歪んでしまうので柔軟に立ち回りましょう。
《Bloodrush Bellow》
Bruteを象徴する強力なアクションカードです。ただ、KayoではLeviaやRhinarほど強力には運用できません。理由はKayoのデメリット能力で武器を片手しか装備できないためです。《Bloodrush Bellow》(以下、BrBと略)の後、武器が2つあれば武器→武器→AAで簡単に℗+6点のカードになりますが、Kayoでは武器→AAで℗+4点カードとして運用することも多いです(Mightが出ることを加味すると℗+5点)。
よくやるのは手札3枚から青ピッチしてBrBプレイ→2ドロー→浮いている2リソースで武器℗5点 go again→引いた2枚の内、青をピッチして赤で攻撃℗8点といった動きです。逆に手札4枚を無理に保持して相手の攻撃を食らい、BrBをプレイすると、上手く使いきれないことが多いので注意しましょう。Agiltyが出ている場合や、《Wild Ride》などのgo againを持てるAAと合わせて使える場合はBrB→AA→武器→AAと動いて℗+6点のバリューを発揮できる為、手札を多くキープしてプレイするのがおススメです。
《Wild Ride》、《Bare Fangs》
プレイ時に1枚ドローし、その後手札からランダムに1枚捨て、それが℗6以上なら追加で効果を得る防御値無しのサイクルです。Kayoで使用し、℗6以上のディスカードに成功した場合、Mightが出ること、武器にgo againが付くことの2つのメリットがあり、強力です。
ここで、Kayoの理想的な動きのひとつを解説します。
青ピッチ→《Wild Ride》or Agiltyによるgo again付きの《Bare Fangs》プレイ→青ピッチ→武器 go again℗3点→浮いている2リソースで2コスト℗6AAをプレイして4枚のカードで15-17点を出す動きがあるので、これらのカードが来た場合は狙っていきましょう。
また、《Wild Ride》は手札が3-4枚使える際は強力ですが、そうでなければ防御値が無い使いづらい2コスト℗6点になってしまうので、対KatsuやFaiなどこちらが2枚でブロックして2枚でアタックするようなゲーム展開になるマッチアップでは《Wild Ride》はサイドアウトします。
《Censor》
CensorはYuki氏のリストには1枚も採用されていないカードですが、以下の理由で採用に至りました。
・青ピッチ→《Wild Ride》や青ピッチ→agilty+《Swing Big》など、1リソースが浮く展開が多く、その際にテンポ良く打点に変換できるAAが欲しい
・LeviaやKatsu、Faiなど、手札4枚をフルに使うことでKayoよりも高い打点が出るアグロ相手への抑止力になるHit時効果を持つAAを増やしたい
使用感は良く、調整中期に入れた後、3枚採用のままRtNシーズンを駆け抜けました。テンポよく動くことに意識して採用しているカードなので、ライフレースマッチに強くなるカードです。ただ、メタや自分の戦略によっては抜けうるカードだと思います。取り回しは良いですが、GenericのためBrBのバフが乗らない点が結構痛いです。
Hit時に宣言するカードは相手の墓地、ブロックの仕方などによって変わりますが、「その状況で一番使われたら嫌なカード」(例:3枚ブロックに使用し手札が1枚残ってるKayoには《Cast Bones》、同じく手札1枚のUzuriには《Codex of Frality》等)か、「6-9枚と多く採用されているであろうカード」(例:Kassaiの《Blade Runner》やUzuriの《Isolate》等)を指定しておくのがオススメです。
《Savage Feast》
Agiltyが出ている時に使いたいAAランキングNo.1です。Agiltyが出ている時に青ピッチしてプレイすれば、1ドローしながら2リソース浮いてる状態で℗6点 go againができ、ドローしたAAをプレイするもよし、武器で攻撃するもよしです。また、《Beast Within》とは強いシナジーを持ち、青、《Savage Feast》、《Beast Within》のような手札でプレイできれば実質2ドローできるので積極的に狙いたいプレイになります。Agiltyが出ていないターンは大体ブロックに回します。
青いカードについて
ほぼ確定で3枚ずつ入る青はAgiltyを出すことができ、先手1ターン目や青青青青といったハンドでも活躍しやすい《Assault and Battery》、素で℗6を持つためIllusionistに強く、腕装備の効果も発動しやすい《Wrecker Romp》、インスタントタイミングでAgiltyを出す効果を持つ優秀な《Agile Windup》です。
Kayoは℗5以上の青なら全て採用候補になるため、候補となる青いカードは多いですが、自分が採用したカードの採用理由を記載していきます。
《Smash Instinct》
Intimidateにより、Fatigueしてきた際に頼れる青い℗5のカードなので3枚採用。Kayoは《Wild Ride》などのカード群がプレイ時にデッキからカードを2枚減らす計算になるため、そこそこFatigueしやすいヒーローなのですが、そうやってデッキの底に青が溜まっていった後、《Cast Bones》をプレイして、Might6つとAgiltyを出してエンド→次のターンに《Smash Instinct》℗11点 go again&相手の手札を1枚Intmidate→相手が手札3枚をブロックに使用→《Swing Big》で℗8点といった詰め方ができます。Intimidateは防御的な相手に強い能力です。
《Pack Call》
ブロック使用時に自分のデッキトップを確認し、℗6以上でなければデッキボトムに送る…つまりKayoの場合《Cast Bones》やBrBの場合デッキボトムに送ります。使い方は簡単、次のターン《Wild Ride》、《Bare Fangs》などの引いて捨てる効果を持つAAを使う予定の場合はにブロックに使用しましょう。保険になります。2枚ブロックに使用して、2枚で《Bare Fangs》をプレイする動きは強力ですが、裏目が一つあり、それがデッキトップが《Cast Bones》など℗6を持たない時です。Mightは出ないわAAの性能は落ちるわ、キーカードが1枚デッキからなくなるわ悪いことずくめです。その事故を防げます。次のターン《Wild Ride》、《Bare Fangs》を使う予定がない場合、特にライフレースマッチで早めに《Cast Bones》やBrBを引き込みたい場合はなるべく防御に回さないようにしましょう。
《Reckless Swing》
「Brute相手にライフを2以下にしてはいけない」というプレイングが浸透する原因です。リーサルに使う際には非常に強力ですが、中盤や序盤にはなるべくプレイに使用せず、ピッチに回したいカードになります。Yuki氏のリストでは2枚採用されており、自分もしばらく2枚で調整していましたが、「同時に手札に2枚来ると綺麗に使うことが非常に困難」「℗6でないカードが多いほど《Cast Bones》《Bare Fangs》などの出力が下がりやすくなり、Kayoの安定感は落ちる」の2点を理由に1枚採用に収まりました。2枚以上採用することで《Bare Fangs》などで《Reckless Swing》をディスカードしてしまった場合もリーサルとして頼れたり、ライフ4点の相手には防御してるだけで勝ちを狙えるなどの利点もあるため、環境と好みによって枚数を調整しそうな枠です。
《Pound Town》、《Riled Up》
この2種4枚はやや消極的な採用で、概ねただの青い℗5のカードとして採用しています。個人的な青いカードの採用基準としては「序中盤で起きた青いカード4枚の事故の際に役立ってくれる」「後半、デッキが2周目になった際に役割がある」の2点を重要視します。《Assault and Battely》や《Agile Windup》はどちらも満たしており、《Smash Instinct》は後半戦に役割があるという点を満たしています。《Pound Town》は先手1ターン目にMightを2つ出すという役割が一応ありますが、事故の際や2周目にわざわざプレイするバリューがあるかというと微妙なラインです。《Riled Up》はBrBから青青と引いた時などに一応℗が1上がったりしたり、青4枚ハンドで攻撃する状況で《Agile Windup》をディスカードすることで℗1上がったりしますが、結構状況が限定的です。なので、他の℗5の青カード《Mighty Windup》や《Reincarnate》などに差し替えるとしたら個人的にこの枠です。
5.サイドカード/サイドインアウト解説
《Skullhorn》《Nullrune Gloves》
分かりやすく、Kano専用のABカードです。《Nullrune Gloves》はOTK ViseraiやVynset等には装備したいですが、Dromai等には装備しません。
《Gambler’s Gloves》
PrismやBig DromaiなどAPが追加で欲しくなる状況が多い相手、Fatigueを積極的に狙ってくるデッキなどに装備します。
《Massacre》《Pack Hunt》
Intimidateが有効な防御的な相手、つまりGuardianとコントロールDashなどにサイドインします。《Massacre》はコストが大きいため少し取り回しが悪いですが噛み合えば簡単に防御的な相手のライフを溶かすことができ、《Pack Hunt》は取り回しが良く、Agiltyが出ているターンに《Pack Hunt》→《Wild Ride》→武器などと繋げることができれば強力です。もともとは《Massacre》3枚のみ採用していましたが、Victorが増加傾向にあると判断したため、追加で《Pack Hunt》を2枚採用しました。
《Send Packing》
HVY発売以降、様々なBruteデッキで活躍中の強力なAAです。意外と思われる方もいるかもしれませんが、これはサイドカードです。役割としては4-6枚目の《Command and Conquer》です。主に《Fai》、《Katsu》、《Azalea》など防御が苦手でアーセナル・手札の5枚をフルに使用した場合Kayoを上回る打点を出すヒーローの動きを妨害するために採用します。これは《Command and Conquer》も同じですが、手札2枚を防御に使用することが苦ではないヒーローKassai、Uzuri、Bravo、Victer等にはプレイしても強くありません。また、メインデッキに入れていると、BrBのターンに引いたり場合などにどうしても余り強く使えないことが多いです。
《Clash of Agilty》
防御に使用し、Clashに勝利すればAgiltyを得ることができ、表現価値的には5点相当のバリューを出すので、WarriorやNinjaなどClashの勝率が高いマッチでサイドインします。赤を採用するか、ピッチに使える黄色を採用すべきかは諸説あるのですが、腕装備と同時にブロックすることでMightが出せる点、BrBなどからドローして攻撃にプレイした際のバリューを考慮して赤を採用しています。また、《Pack Call》と同時にブロックに使用すればClashの勝率を更に上げることができる小テクがあります。
《Pulping》
《Pulping》は追加で入れる《Wild Ride》であり、相手がGuardianやWarrior等、防御的なヒーローで、こちらが手札3-4枚で攻める状況が多い際に4枚のカードで15-17点を出す動きの再現性を高めるために投入します。また、《Cast Bones》の次のターンにプレイすることで11-12点Dominateでリーサルを狙える点も防御的な相手に有効です。ただ、相手のアーセナルにディフェンスリアクションがある場合はgo againが消される可能性があるので、注意してプレイしましょう。
《Smashing Performance》
Dash及びDash I/Oにのみサイドインするカードになります。特にコントロールDashに劇的に効くカードですね。Itemをぶっ壊そう!!!Dash2種がメタ上にいないと判断した場合抜きましょう。
《Humble》
「ヒーロー能力の無効化に価値がある」「OnHit持ちのAAを増やすことに価値がある」2つの条件を満たした際にサイドインするカードです。「ヒーロー能力の無効かに価値がある」のはKayoミラー、Levia、Katsu、Fai、Dorinthea、Dash I/O、Dromai、Boltyn、Prism辺りです。こうやって見ると幅広い相手に有効ですが、ミッドレンジ系のヒーローには2枚や2枚+装備品でブロックされて終わるだけになりがちです。相手の手札を減らすことの意味が大きいDorinthea、Katsu、Fai、Levia辺りには特に有効ですが、その辺りのヒーローが少ないメタなら採用する意味は薄くなるカードです。
6.採用候補になるカード達
《Mighty Windup》青
Yuki氏のリストには3枚採用されています。採用するメリットとしては「1ターン目のバリューが上がる」「go againが無い手札を4枚使いたい状況でも手札を使い切れることが増える」等ありますが、デメリットとして「防御値が2である」を嫌って不採用となりました。特にKayoは防御値0の《Bare Fangs》などを採用している関係で防御が不自由な状況が多く、調整中に採用するリターンよりも防御値2のリスクの方が大きいと判断しました。
《Enlightened Strike》
コスト2のカードがほとんどを占めるKayoにとって、赤4枚の手札はほぼ何もできなくなってしまう厳しい事故なのですが、《Enlightened Strike》を採用することで赤4枚でも2枚でブロック、2枚で7点と動きが可能になり安定感が増します。また、Go againを得やすいカードなのでDromaiの《Miragai》を倒してから本体に《Swing Big》のような動きもやりやすくなりますね。Genericなため、BrBのバフが乗らない点には留意が必要。個人的にはKayoのメインGenericは《Command and Conquer》3枚と、《Censor》or《Enlightened Strike》の計6枚くらいに抑えたいと考えています。
他、Kano相手に活躍する《Heartened Cross Strap》や、DorintheaとAzaleaに有効な《No Fear》、GuardianやPrismに安定感が出る赤《Assault and Battery》等々…採用候補となるカードは多数!メタに合わせて調整しましょう。
7.Kayoの弱点
Kayoは打点の高さや、相手にあわせてアグロとミッドレンジを切り替えて有利なレンジで戦えることが強みですが、弱点は「℗5以上のカードでデッキの9割を占めておく必要がある構築の柔軟性の無さ」にあります。端的に言うと《Sink Below》などのディフェンスリアクションを非常に採用しづらいヒーローになるため、ディフェンスリアクションが無い相手に強いヒーローを苦手としています。その筆頭がDorintheaとUzuriですね。また、AAが多いデッキに強いBoltynとのライフレースも競り負けることが多く、Kassai相手も防御値が無いカードがある関係やDRが無い関係からトークンの生産を許してしまうことが多く、長期戦になってしまうと概ね負けてしまいます。
8.まとめ
・Kayoはデッキの殆どを℗5以上のカードで構築することで安定感と爆発力を得ている楽しいアグロ/ミッドレンジデッキ!
・2枚ブロックして2枚で攻撃するターンと、Agiltyが出ていたり《Wild Ride》などが絡むターンは4枚使って15-18点出すターンを意識しよう
・アグロとのライフレースもできるし、防御的な相手にグッと力を貯めて追いつめることもできる柔軟さも併せ持つ
・サイドボーディングによって相手のヒーローが苦手な展開を作ることを意識しよう!
・Warriorはキツい!
以上です。
自分はこれまでBruteをあまり使用していませんでしたが、KayoはLeviaやRhinarより使いやすく、運が絡んだ試合展開も少な目なので、Brute初心者の方にも非常にオススメできるなと思っています。
たまに《Wild Ride》をプレイするとデッキトップから引いた《Cast Bones》を捨てたりするのはBruteらしいお茶目な要素です。LeviaやRhinarほど祈り力は要求されませんが、偶には祈る必要があります。が、RtNで2回使用して12-4という戦績が示す通り、安定して勝つことができる強いヒーローです!読者の方がKayoに興味を持って下さったり、構築の助けになれば幸いです。
ご拝読ありがとうございました。
どくいろ @dokuiro_mtg
お気に入りヒーロー:《Lexi》,《Fai》
お気に入りカード:《Art of War》
ホームショップ:TableGameCafe’Shuffle、TCG Shop Go Again
史上初の日本選手権で優勝。日本屈指の強豪プレイヤー。手数、打点を読む洞察力が強み。アグロデッキが得意。
みんなのコメント
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[…] 「武装した獣性、ケイヨ」についての基本的な解説はこちらの記事を参照。 […]
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