【ヒーロー紹介】Crucible of Warのヤングヒーロー達(後編)

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「Crucible of War」で登場したヤングヒーロー紹介!後編です!

前編はコチラ!

Kassai, Cintari Sellsword

《Kassai, Cintari Sellsword》
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あなたの2回目のswordアタックのコストは少なくなる。
あなたのエンドフェイズの開始時、このターンあなたが2回以上、武器で攻撃していたなら、武器のアタックがヒットしていた数だけCopperトークンを生成する。
Warrior Hero – Young

※ 2024年2月29日時点でBlitz Living Legendに指定されているヒーローです。Blitzフォーマットでは使えないので注意してください。

Kassaiの強み

《Kassai, Cintari Sellsword》は「Guardian」の硬さと「Ninja」の連撃性能を併せ持ったようなヒーローです。ヒーロー能力で2回目の武器アタックにかかるコストが少なくなるので、武器を2本持つ2刀流スタイルが一般的です。

一般的な装備例

戦い方は、まず1つ目の武器にリアクションかアクションでGo againを付与してアタック。次に2つ目の武器でアタックするコストはヒーロー能力で減少しているので《Cintari Saber》ならノーコストでアタック。さらに武器で2回アタックしているのでエンドフェイズの開始時にCopperトークンが武器がヒットした数だけ生成されます。

説明されるうえでは特に強力なアクションは行っていないように見えるのですが、その強さは自由度の高さにあります。先述した戦い方で使用しているカードはGo againを付与するカードのみで、その他に使用したリソースは最初の武器アタックに使っただけです。カード1枚と少量のリソースだけあれば最低限の行動が担保されるので残りの手札を自由に使うことができます。

プレッシャーをかけるために使用するリソースが少ないこと。武器で戦うという行為自体がアタック用のカードを必要としないので安定したダメージを与えること。そして相手や状況によって攻防を適切にコントロールできるのが《Kassai》の強みです。

Shiyana, Diamond Gemini

《Shiyana, Diamond Gemini》
4 / 20
あなたはデッキにすべてのヒーローのSpecializationカードを入れてもよい。
あなたのアクションフェイズの開始時、いずれかのヒーローを対象とする。ターン終了時までShiyanaは対象のヒーローのコピーとなり、”あなたのカードのクラスは他のクラスに加えてあなたのヒーローのクラスである。”を得る。
Shapeshifter Hero – Young

Shiyanaの強み

《Shiyana, Diamond Gemini》はすべてのヒーローのSpecializationをデッキに入れることができるヒーローです。FaBはクラス制なので新セットが追加されたタイミングで自分のヒーローのカードプールが増えないことがあります。最近ではエキスパンションスロットがあるおかげで全くカードが増えないことは少なくなりましたが、それでもカードプールが大幅に増えるクラスと増えないクラスに差があります。

しかし《Shiyana》はSpecilizationさえ新セットに収録されればカードプールが増えていきます。最近では武器や防具にもSpecilizationカードが増えていて、それらもヒーロー能力によりデッキに入れれるので、新セットが出るたびにデッキ構築の幅が広くなっています。

Specializationカードは基本的にカード1枚が強力に作られているので、それらを多く使える《Shiyana》は1アクションが強力です。

意外と武闘派

他にもArcaneダメージやTrapなどクラス特有のカードを使用することができるので、構築幅が広いです。個性が出しやすくデッキ調整が楽しいヒーローといえます。

Shiyana Specialization

Shiyana Specilizationから《Alluring Inducement》を紹介します。

《Alluring Inducement》
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Shiyana Specilization
これがアタックしたとき、防御側ヒーローは手札を公開する。あなたはこれにより公開されたアタックアクションカードを1枚選んでよい。そうしたなら、これはこれにより選んだカードになる。
Unity – これが手札のカードと合わせてブロックしたとき、Eloquenceトークン1つを望む数のヒーローのコントロールで生成する。
Shapeshifter Action – Attack

対戦相手の手札のアタックアクションカードに成り代われるカードです。相手の手札が強ければ強く、弱ければ弱いカードなので使い方が難しいですが、Ⓒ2でどんなカードにも変化することができるのでタイミングを見極めることができれば強力なカードです。

相手が強いカードを使うときはこちらの攻撃をブロックせずに使うことがほとんどなので、Go againがある攻撃で様子見するなどして使うと効果的です。

Data Doll MKII

Data Doll MKII
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あなたのデッキからⒸ2以下のMechanologistアイテムが追放されるたび、それを戦場に出す。
Mechanologist Hero – Young

Data Doll MKIIの強み

知性が3しかないかわりに、デッキからMechanologistアイテムが追放されるたびにそれが戦場に出てきます。MechanologistはBoostなどの追放効果が多いので、本来なら大量のが必要なアイテムをノーコストで展開することができます。

Mechanologistアイテムは攻防に修正値を与えるものから、行動の幅を増やせるものまで豊富な効果を持っています。

アイテムの選択肢がとても多く、Boostのアタックアクションカードを強化していくアグロ寄りなデッキから、軽減系アイテムとPistol強化アイテムで防御的に戦いたいコントロール寄りのデッキまで様々です。FaBはゲーム前にサイドボードして1戦しかしないため蓋を開けるまでデッキの内容がわからないデッキに対応することが難しいので、《Data Doll》は対応しにくいデッキといえます。

ゲームが長引けば長引くほど戦場にアイテムが出て有利になるので、序盤を上手く乗り切ることができれば《Data Doll》の時間となり、好きなことが存分に出来るヒーローです。

Data Doll Specializaiton

Data Dol SpecializationからMicro-processorを紹介。

《Micro-processor》
3 / Ⓒ2
Data Doll Specialization
アクション(1ターン1回制限)― 0:Opt1
アクション(1ターン1回制限)― 0:カードを1枚引き、その後手札のカード1枚をあなたのデッキの一番上に置く。
アクション(1ターン1回制限)― 0:デッキの一番上のカードを追放する。
各ターンで最初にこのカードを起動したとき、1アクションポイントを得る。
Mechanologist Action – Item

《Micro-processor》は3個ものアクションがあるアイテムで、各アクションにGo againはありませんが、各ターンで最初に起動するときにアクションポイントを得ることができます。

《Data Doll》はアイテムを多くデッキに入れるうえ、知性が3と低いのでたびたび手札がアイテムであふれかえることがあります。このカードはそんな”手札事故”を軽減してくれ、さらに手札が万全なときはOptや追放能力でさらに戦場のアイテムを増やす手助けをしてくれます。

このカード自身もⒸ2以下のアイテムで、《Data Doll》のヒーロー能力で出すことができます。戦場にあると安定感が非常に上がるため序盤に出したいアイテムの一つです。

Kavdaen, Trader of Skins

《Kavdaen, Trader of Skins》
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アクション(1ターン1回制限)― ⓇⓇⓇ:ヒーローが他のヒーローよりが多いなら、そのヒーローはを1点失い、Copperトークン1つを生成する。ヒーローが他のヒーローよりが少ないなら、そのヒーローはを1点得る。Go again
Merchant Hero – Young

Merchantは多人数戦を想定されたクラスです。クラスカードはほとんどなく、デッキを組む際はほとんどがGenericカードでデッキを構築する必要があります。

他のクラスに比べ強さは一段階落ちますが、主戦場は多人数戦を想定されています。Merchantは戦闘力は低いかわり、その分交渉力に長けていて武力よりも政治力でゲームをコントロールします。

UPFのイベントなど多人数対戦に持っていくと盛り上がること間違いなし。Merchantでうまく立ち回って勝利を目指しましょう。

まとめ

  • Kassaiは安定感の塊!二刀流で安定した戦いをしたい人にオススメ!
  • Shiyanaは特殊なデッキを作りたい人、新弾のたびにデッキを変更したい人にもオススメ!
  • Data Dollは大量展開デッキ!コスト踏み倒しでアイテムをたくさん出したい人にオススメ!
  • Kavdaenは政治力!饒舌に相手をコントロールして戦場でうまく生き残ろう!

今回はCrucible of War(後編)ということでCRUヒーロー達を紹介しました。

FaB初の拡張セットとなったCrucible of Warはこれまでのクラスカードに追加されただけでなく、ヤングヒーローが多く登場しました。

これからもこのような拡張セットでのヤングヒーロー達はまとめて紹介したいと思いますので、特定のヒーローの情報がもっと知りたい!という方は是非コメントにて教えてください。

ご拝読頂きありがとうございました。

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