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Dorinthea / Dorinthea Ironsong
今回は「Welcome to Rathe」より「Warrior」クラスの正統派の剣士《Dorinthea》を紹介します！
《Dorinthea》は「Rathe」の中央に位置する国「Solana」出身。有名な鍛冶屋の娘でしたが「Solana」の目覚めの儀により騎士になる運命を決められます。相剣《Dawnblade》を振るい、相手を翻弄するように戦うスタイルは他のヒーローでは味わえない戦闘体験を得ることができます。
ヒーローを6つのステータスで可視化してみました。《Dorinthea》はバランスのとれたステータスをしています。手数こそないものの、「Warrior」カードのブロック値の高さを活かしたブロック力、相手の動きにあわせて攻防を柔軟に変化させることができる対応力に優れています。そしてアタックリアクションを駆使した戦いは圧巻。相手の防御を貫く能力はFaB随一です。
Dorintheaの能力
《Dorinthea》の能力は「1ターンに1回だけ、武器での攻撃がヒットしたとき、その武器でこのターンもう一度攻撃が可能になる。」というもの。これにより多くの武器が持つ「1ターンに1回しか攻撃できない」制限を破り再度攻撃が可能です。そして相剣である《Dawnblade》は2回攻撃がヒットすることを条件に強化できる能力を持っているため相性抜群！相乗効果で強さを発揮するのは相剣であればこそですね。
《Dawnblade》
Ⓟ3
アクション（1ターン1回制限） ― Ⓡ：アタック
もし《Dawnblade》ヒットしたとき、それが2回目であるならⓅ+1カウンターを《Dawnblade》に乗せる。エンドフェイズの開始時、このターン《Dawnblade》がヒットしていない場合、Ⓟ+1カウンターを全て取り除く。
相性の良い「Warrior」クラスのカード
《Dorinthea》にとって重要なのは、「武器にGo againを付与する」「攻撃をヒットさせる」の2つです。《Warrior’s Valor》はヒット時限定ではありますが武器に「Go again」を付与してくれるカードです。武器攻撃がヒットしなければ《Dorinthea》の能力も誘発せず《Dawnblade》の2回目の攻撃ができないのでデメリットはないようなものです。
Go againを付与しつつ、武器を強化できる
そしてこの武器のアタックをヒットさせるためにプレイしたいのがアタックリアクションカードです。《Ironsong Response》は「Ironsong」の名前が表す通り《Dorinthea》と相性のいいカードです。
条件はあるものの、コスト0のリアクションはとても強力！
効果を発揮するのに条件はありますが、コストのいらないアタックリアクションは珍しく、相手の防御力を上回るカードとして優秀です。「Warrior」特有のキーワード能力である「Reprise」は相手がこのチェインリンクで手札からブロックしていた場合に効果を発揮します。ただし強力な分、装備品やアーセナルからプレイしたディフェンスリアクションだけでブロックされているときは効果が発動しないので注意が必要です。
攻撃をヒットさせるには、ブロックしにくい状況にするのがポイントです。代表的なのがキーワード能力である「Dominate」です。(Dominate – 防御側のヒーローは手札から2枚以上のカードを使って防御することはできない)
《Ironsong Determination》は、Ⓟ+1した上で「Dominate」を付与する強力なカード。Ⓟが4になる都合上、防御プレイヤーは基本的にⒹ3+@の対応が求められます。
これらのカードを使いこなし、《Dawnblade》を2回ヒットさせることで強化を狙っていきましょう！
装備にも注目！騎士といえばキラキラ甲冑！
「Warrior」クラスは他のクラスとは違い武器で戦うことを主軸としたクラスです。中世の騎士に似た風貌のため金属製の鎧や篭手、脛当てなど甲冑の装備を身に着けています。
Warriorの装備品はキラキラしててカッコイイぞ
特に《Courage of Bladehold》は最強クラスの装備品で、Ⓓ2の「Temper」持ちなのでそもそもの基本性能が高く、これを使用するとそのターンの「sword」によるアタックのⓇを軽減してくれます。つまり、《Dawnblade》をタダ振り出来るわけですね。Ⓡ2分の役割を果たすのでビッグターンを作ることが出来ます。
「Flesh and Blood」の装備品は基本的にはゲーム開始時に必ず装備するため、キラキラの甲冑装備が好きなあなたにとってもオススメのクラスかも…？
他にも、武器についても選択肢が多いのが「Warrior」クラス！決して剣だけではありません。
みんな大好き斧前衛
両手持ち・二刀流、剣・斧、と「Warrior」クラスにはたくさんの武器の選択肢と組み合わせがあります。ちょっと違う武器をもったヒーローもあなたの個性として輝かせることができますよ！
Dorinthea Specialization
《Dorinthea》のSpecializationを2種ご紹介します。まずは、《Singing Steelblade》！
《Singing Steelblade》
Ⓡ2 / Ⓒ1 / Ⓓ3
Dorinthea Specialization
武器によるアタックをⓅ+1する
Reprise – ディフェンディングプレイヤーが、このチェインリンクでカードを手札からブロックしていた場合、あなたはアタックリアクションを1枚デッキから公開し追放する。その後デッキをシャッフルする。あなたはそれをこのチェインリンクでプレイしてもよい。
Warrior Attack Reaction
「Reprise」効果が発動していないときはただ℗+1するだけですが条件さえ満たせばデッキからアタックリアクションカードをサーチし、同じチェインリンクでプレイすることができます！
状況に応じて最適なアタックリアクションをプレイすることができる
相手のブロックに応じてサーチ先を変更することができるので、勝負を決めるために大ダメージを狙ったり、「Go again」を付けるために補助用のアタックリアクションを探してきたりと多くの選択肢がとれるようになります。さながら後出しジャンケンのごとく渾身の一撃を決めましょう。
ただし、相手の後々出しのディフェンスリアクションには注意が必要です。
もう一種は、《Glistening Steelblade》！
《Glistening Steelblade》
Ⓡ2 / Ⓒ1 / Ⓓ3
Dorinthea Specialization
あなたの次のDawnbladeはgo againを得る。
Dawnbladeがヒーローにヒットするたびに、Ⓟ+1カウンターをDawnbladeに乗せる。
Go again
Warrior Action
《Dawnblade》に「Go again」と「ヒーローにヒットした場合、Ⓟ+1カウンターを乗せる」効果を付与するとんでもなく強いカード。これを使用したターンのプレッシャーはすさまじく、相手にブロックを強要することが出来ます。もしそのブロックが手札からの場合は、「Reprise」の条件が達成されさらに相乗効果が見込めるので、ゲームのイニシアチブ(主導権)を握る起点になってくれます。
１つ弱点があるとすれば、このカードは構築済セット「Classic Battles: Rhinar vs Dorinthea」のみにしか収録されていないため、少々お高いカードとなっております。
まとめ
①武器を主体に戦うヒーロー！リアクションとアクションで武器を強化して戦う
②リアクションで攻撃力を増減したり能力を付与するので対応が難しい攻撃を仕掛けることができる
③金髪の女騎士なんて、みんな大好きに決まってる！
④相手との駆け引きが好きな人や剣と甲冑で戦うスタイルが好きな人にオススメ
《Dorinthea》は自身の能力を活かし武器の力を最大限引き出すことができます。アクションやリアクションで武器を強化して戦うのは「Warrior」特有の動きですが、《Dawnblade》の攻撃をヒットさせ続けることで強化されていく圧力は《Dorinthea》特有のものと言えます。
特に相手のブロックの選択と《Dorinthea》側のアタックリアクションの選択での駆け引きは高度な心理戦に似たものがあります。どのように攻撃すれば相手が手札からブロックしてくれる(「Reprise」の達成)か、リアクションを温存して次のターンに使うかどうかなどプレイヤーの技量や心理を試されることも多いです。
特にカードゲームでコミュニケーションを重視するプレイヤーや、とりあえず金髪少女騎士だよね。といった方にオススメのヒーローです。
相手との心理戦を楽しみたい人は是非《Dorinthea》を堪能してくださいね！
ご拝読頂きありがとうございました。
「TCGShop GoAgain」では今回ご紹介した《Dorinthea》のオリジナル構築済デッキを安価で販売しております。買ってすぐ《Dorinthea》の楽しさを堪能頂ける内容となっておりますので《Dorinthea》が気になった方は是非チェックしてください。
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